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外で暮らす子猫を保護 先住猫とすぐに対面させないほうがいい理由は?|獣医師解説

道端などで弱っている子猫を見つけたときに、保護を考える人もいるでしょう。そのまま家につれて帰る人もいるかもしれませんが、家に先住猫がいる場合には注意が必要です。

この記事では、保護したばかりの子猫と先住猫をすぐに対面させないほうがいい理由について、ねこのきもち獣医師相談室の丸山知美先生が解説します。

外で暮らす子猫を保護したときに、先住猫とすぐに対面させてはいけない理由は?

見つめる子猫
getty
すでに家で飼っている先住猫に、外で暮らしていた子猫から寄生虫やカビ、ウイルスの病気などが移ってしまう可能性があります。なかには、一度罹患すると一生付き合っていかなければならない病気や、命にかかわる病気もあるため、子猫を保護してすぐに先住猫と対面させるのは控えましょう。

また、子猫からの病気の感染の恐れのほかに、すぐに対面させることは先住猫へのストレスになる可能性もあるので、配慮が必要です。

子猫を保護したらまずは動物病院を受診し、「子猫を拾ったということ」「先住猫が家にいること」をしっかり伝え、子猫に対する処置、また先住猫に対する処置などをしっかりと聞くようにしましょう。

個人的な見解になりますが、念のため先住猫もワクチン接種や寄生虫予防を行うと安心かと思います。

保護した子猫と先住猫を対面させるタイミングは?

対面する猫
getty
子猫と先住猫を対面させるタイミングについては、状況によってもさまざまかと思います。保護した子猫が重大な病気や感染症がないことを動物病院で確認した上で、先住猫との適切な対面の時期を獣医師に相談してみるとよいでしょう。

保護した子猫と先住猫の隔離の方法は?

眠る猫
getty
外で暮らしていた子猫を保護して家に迎えたときの先住猫との隔離の方法については、できるだけ部屋を分けたほうが安全かと思います。

また、最初は子猫をケージ内で飼育することが望ましいでしょう。子猫に食事や排泄習慣をつけてもらったり、病気の室内汚染や脱走などを防ぐ目的もあります。

保護した子猫と先住猫の隔離方法についても、動物病院を受診した際に相談してみるとよいでしょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・丸山知美先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/柴田おまめ
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