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仲よしの証!猫同士で「好き」を伝える かわいいしぐさ3選

仲よしニャンズの絡みは、見ているだけでほっこりしますよね。そこで今回は、猫同士が“好き”の気持ちを伝えるときに行う、かわいいしぐさ3つを解説。仲よし猫たちのコミュニケーション方法について、動物看護師の小野寺温先生にお話を伺いました。

ペロペロなめ合う

小春ちゃんとお兄ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が仲よしの猫の顔や体をなめて毛づくろいするしぐさは、相手のフェロモンを感じながら自分のフェロモンを付けることで、安心できる行動といわれています。毛づくろいでは相手の顔を中心になめることが多く、ここは猫自身で直接なめることができない部位です。そのため、ほかの猫に顔をなめられるととても気持ちよく、ますます相手のことを好きになるようです。

毛づくろいは年上の猫が年下の猫にすることが多い

毛づくろいは、もともと母猫が子猫に対して行うお世話です。そのため、年長の猫が年少の猫に対してすることが多いと考えられています。

しっぽを絡ませ合う

MIXキジトラのあめちゃんとお兄ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫のしっぽは、あいさつのほか、好きな気持ちを伝えたいときにも使われます。猫がしっぽを絡ませ合うのは、ニオイの交換をするため。しっぽの付け根の背中側には「臭腺」があり、ここを絡ませてニオイを交換するのが、猫同士の親愛の印になっています。

血縁関係の猫で見られることが多い

しっぽを絡ませ合うしぐさは、親子やきょうだいなど、ごく親密な関係性の猫によく見られるといわれています。

顔をこすり付け合う

NIX白のクロミちゃんと同居猫ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
通称“スリスリ”と呼ばれる顔や体をこすり付け合うしぐさは、フェロモンで相手に好きを伝える行動です。猫の顔や体には臭腺の集まる部位が複数あり、ここをこすり付けることでフェロモンを放出します。とくに臭腺が多く、こすり付けやすい顔を相手にスリスリすることで、好きな気持ちを伝えているのです。

“スリスリ”を通り越して“ゴッチン”する猫も

顔をこすり付けるとき、なかには“スリスリ”を通り越して、頭突きのように“ゴッチン”する猫も。こちらも猫の愛情表現のひとつです。
猫同士では、おもに嗅覚を“好き”のコミュニケーションに使っています。うまく自分と相手のニオイを利用して、思いを伝えているのですね。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学講師 動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2021年4月号『猫同士のコミュニケーションがお手本!愛猫と気持ちを通わす“ネコメソッド”』
文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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