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@ojarinnさんの愛猫・ライくん(取材当時9才)、いとさん(取材当時9才)。とある日、2匹はソファでぐっすりと眠っていたそう。
仲良しすぎる2匹は、体勢や寝顔がそっくり! 可愛らしいシンクロ姿は、見ていて癒されますね。
よ〜く見ると…
別角度で2匹の様子を見てみると、ライくんはいとさんの背中にピタッとくっついていることがよくわかります。くっつきすぎて、ライくんの顔がいとさんの背中にめり込んでいるようにも見える…?
それほど、ライくんはいとさんのことが大好きなようですね!
可愛らしい2匹の姿には、「はぁ〜かわいいっ 同じ寝方同じ顔ね」「くっついたぷよぷよみたいでかわいーです」「シンクロ、ほんとに仲良しやな」「脱力感に癒されます」「最高に可愛い 仲間に入りたい」などと、たくさんの反響が寄せられています。
そんな2匹について、ねこのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんに詳しくお話を聞きました。
撮影エピソードにほっこり♪
紹介した写真は、飼い主さんがソファに座ってテレビを観ていたときに撮ったもの。2匹はいつも、サイドテーブルと飼い主さんの間に来て寝る習慣があるのだとか。
このとき飼い主さんはサイドテーブルに飲み物を置いていたそうで、「飲み物が取りにくいな」と思いつつも、2匹の姿が邪魔可愛くて今回写真を撮ったといいます。
飼い主さんは2匹の姿を見ていて、どのようなことを思ったのでしょうか。
飼い主さん:
「いつも飼い主のスペースを奪ってくるので、『わざわざ狭いところに来ないで、ほかのところで寝ればいいのに…』と思いましたが、気持ちよさそうに寝ている2匹の姿が愛らしかったです」
また、Instagramで反響があったことについては、「シンクロしているとのコメントをいただきました。ライといとさんは実の兄妹なのですが、ずっと仲良しだな、さすが兄妹だなと改めて感じることができました」と話していました。
“兄妹の絆”は特別
おっとりした性格だという、ライくんといとさん。2匹ともイタズラなどをせずに、いつものんびりと過ごしているのだとか。
飼い主さんの家には、ライくんといとさんのほかにも2匹の愛猫がいて、現在4匹の猫と暮らしています。飼い主さんは愛猫たちのやりとりを見守るなかで、ライくんといとさんは「お互いにとって特別な存在なんだ」と思う瞬間がよくあるといいます。
飼い主さん:
「ライといとさんはお互いのことをよく毛づくろいしていますが、ほかの猫たちには一切やりません。特にライは、いとさん以外の猫の近くに自ら行くことはないんです。
カイとルイを迎えたときも、2匹は全然面倒を見る様子がありませんでした。そういうところを見ても、ライといとさんの“兄妹の絆”は特別なんだと思います」
【獣医師解説】ほかのコとシンクロする猫の傾向
ライくんといとさんは2匹でシンクロして寝ていましたが、この光景からどのようなことが読み取れるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
岡本先生:
「猫の『シンクロ』とは、同じポーズをしたり、同じように反応したり行動したりすることをいいます。
シンクロしやすい猫の特徴としては、1匹で行動するのが好きなコよりも、同居猫と一緒にいる時間が長くて行動を共にするコのほうがシンクロしやすいと思います。
一緒に成長し、一緒に行動し、一緒にいる時間が長くて親密だと行動のパターンが似てくる傾向にあるので、紹介したライくんといとさんも、そのような理由でシンクロしたのではないでしょうか」
写真提供・取材協力/Instagram(
@ojarinnさん)
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ