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旬な果物、猫に与えていいものは? 避けたい部分とその理由も獣医師に聞いた

夏はみずみずしい果物がおいしい季節。旬のスイカ、桃、パイナップル、さくらんぼ、メロンは愛猫にお裾分けしても大丈夫なのでしょうか? これらの果物の与え方や注意点をねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に教えてもらいました。

「スイカ」は腎臓や心臓に疾患のない猫ならOK

ねこのきもち写真投稿ギャラリー
スイカは大半が水分なので、猫に与えても問題ありません。ただし種は消化できないので、取り除いてあげましょう。また、カリウムが多く含まれているため、腎臓や心臓に疾患がある猫に与えてはいけません。
もし、健康に問題ない猫に与えるのであれば、大さじ1杯程度にしてください。

「桃」は種以外なら与えていい

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桃も、ほぼ水分なので与えても問題ありません。果肉は水分補給にもなるので、少量なら食べさせてもOKです。ただし、種は食べると中毒を起こすという報告も……。絶対に口にすることがないよう注意しましょう。
猫に桃を食べさせる場合は、刻んで大さじ1杯程度にしてください。

「パイナップル」は食べられるけど、舌がヒリヒリすることも

パイナップルは、たんぱく質分解酵素の働きで舌がヒリヒリすることが。これは人にも起こりますが、猫でも同じことが起こりうるので、食後に口元を気にするしぐさが見られる場合は、与えるのを控えましょう。
もし食べさせるのであれば、刻んで小さじ1杯程度にしてください。

「さくらんぼ」も食べられるが、食べ過ぎると下痢の原因に

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さくらんぼには食物繊維が豊富に含まれているため、食べ過ぎると下痢をする原因になります。ふだんから軟便になりがちな猫には、与えるのを控えましょう。誤食にも注意が必要です。
もし、猫に与えるのであれば、茎と種を取り除いて1粒の半分程度にしてください。

「メロン」も腎臓や心臓に疾患のない猫なら大丈夫

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メロンもほとんどが水分なので、猫に与えても問題ありません。ただし、スイカ同様にカリウムが多く含まれているため、腎臓や心臓に疾患がある猫に食べさせるのはNGです。
もし、健康上の問題がない猫に与えるのであれば、刻んで大さじ1杯程度にしましょう。
水分が豊富な果物のなかにも、健康によくない影響を与える成分が含まれている場合が。愛猫が欲しがる場合は、与え方や量に十分注意して食べさせてあげてください。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『この果物、猫に与えてOK?NG?猫が食べてもいい・食べてはいけない果物』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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