猫と暮らす
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気分がいい?悪い? 猫のしぐさから読み取れる猫の気分を専門家に聞いた
気分が“イイ”ときの表情
安心・リラックスしているときは、顔全体が脱力気味に。どのパーツにも無駄な力が入らず、自然な状態です。眠そうな、トロンとした印象になります。
「うれしい」「楽しい」「大好き」など、ポジティブな感情で気持ちが高まったときは、顔全体に力が入ります。まるで興味の対象に手を伸ばすように、それぞれのパーツも前を向いている印象です。
気分が“ワルイ”ときの表情
恐怖を感じて防御性が高まると、顔の位置が引き気味に。パーツ全体に力が入るうえ、顔を小さく見せようと耳を伏せ、ヒゲを後ろに反らせて頬にピッタリくっ付けることもあります。
恐怖心が高まると、怒りや拒否の気持ちから威嚇・攻撃します。気持ちの強さによって、耳をこれ以上回らないほど後ろに反らせたり、牙(犬歯)を見せて「シャー」と声を発したりします。
こんなしぐさをするときは、どんな気分?
不思議なことに直面したときや、何かを集中して考えているとき、顔をかしげるしぐさを見せることがあります。顔をかしげると飼い主さんが喜ぶことを学習して、習慣的にしているとも考えられています。
耳だけ動かす
音を聞いてちょっと気になる程度なら、顔を動かさずに耳だけを音のするほうに向けます。アンテナのように耳を向けることで、より音に集中できるのです。その後、さらに気になると顔全体を向けます。
目をまんまるにする
突然大きな音がしたり、目の前の様子が急変したりしたとき、緊張と興奮により、瞬間的に同行が最大限まで開くことも。文字通り「目がまん丸」になります。その後、周りの安全が確認できると元に戻ります。
参考/「ねこのきもち」2020年12月号『見るだけで「表情」を早読み!うちのコは今イイ気分?ワルイ気分?』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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