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ダンボールにこだわりがある愛猫 ここが落ち着く? 猫が「狭い箱を好む」心理とは

こちらは、X(旧Twitter)ユーザー@sJYLAaPwsRWxJnAさんの愛猫・アメリカンショートヘアのソルトくん(取材時7才)。ダンボールにあごをのせて一点を見つめていますが、何をしているのでしょうか。
アメリカンショートヘア ソルト
「綺麗にお顔が撮れる時っていつも生首(原文ママ)」と飼い主さんが投稿した1枚
@sJYLAaPwsRWxJnA
当時の状況について、飼い主さんにお話を伺いました。

飼い主さん:
「お気に入りのダンボールが壊れてしまったので、新しく愛猫が好きそうなサイズのダンボールを置いておきました。ただ、このダンボールはお気に入りのダンボールより高さがあったので、少々無理やり“あごのせ”するような感じになってしまったんです」

このときの姿を見て“ある決意”をしたという飼い主さん

アメリカンショートヘア ソルト
ダンボールに“あごのせ”するソルトくん 正面から見た様子
@sJYLAaPwsRWxJnA
このときのソルトくんの様子がおもしろかわいく、思わず写真を撮ったという飼い主さんですが、それと同時に“ある決意”をしたといいます。

飼い主さん:
洋服を2枚購入する決意をしました。いつものショップで飼い主の洋服を2枚購入すると、愛猫のお気に入りのサイズのダンボールに入って届くんです(笑)」

ソルトくん好みのダンボールとは……

アメリカンショートヘア ソルト
別の日 “いつも”のダンボールに入るソルトくん
@sJYLAaPwsRWxJnA
ちなみに、こちらがソルトくんがしっくりきているという、お気に入りのダンボールなのだとか。

飼い主さん:
「愛猫のいる部屋にはハンモック、猫ベッド、バリバリボウルなど各種用意してあるのですが、結局ダンボールの中で寝ています。大きめのダンボールは好まず、サイズ感にはこだわりがあるようです」

【獣医師解説】猫が狭い箱を好む心理とは?

アメリカンショートヘア ソルト
小さめのダンボールに入るソルトくん Xで約1.7万件「いいね」が集まった(2024年8月16日時点)
@sJYLAaPwsRWxJnA
箱にぴったりとおさまるソルトくん。なぜ猫は狭い箱が好きなのでしょうか? ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

――猫が狭い場所を好むのはどのような理由があるのでしょうか?

岡本先生:
「猫はもともと単独行動する動物で、野生時代に狭い場所を寝床にし、外敵から身を守っていたので、安心したりリラックスできたりするのでしょう。」

――狭い場所が好きな猫に、どのような環境やグッズを用意するのがいいですか?

岡本先生:
「洞穴型のベッドやクレート、段ボールなどあげられます」

――年齢や生活環境が猫の「狭い場所好き」に影響を与えることはありますか?

岡本先生:
「特にないと思います。緊張感や警戒心が強くなっていたり、体調が悪いと入りっぱなしになるケースが多いですね」
ダンボールが少し大きくて「あごのせ」するソルトくん、たまたまの出来事でしたがとてもかわいいですね。ソルトくんがフィットする箱のためにお買い物を決めた飼い主さんのエピソードもほほえましいです。
写真提供・取材協力/@sJYLAaPwsRWxJnAさん/X(旧Twitter)
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/仲田陽子
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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