猫と暮らす
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「猫の歩き方が変かも…」そんなときは撮影して記録を! 診断に役立つ撮り方のポイントを解説!
歩き方がいつもと違う、フラついているとき
飼い主さんが「右前足をかばっているようだ」と言っても、本当はそうではないことも。獣医師さんも実際に歩いている様子を確認したいところですが、診察時には猫が動かなくなり、確認できないことが多いといいます。被写体を真横から撮影するほか、可能であれば後ろや前からも撮影しましょう。
ハァハァと呼吸する、呼吸時に異音がするとき
猫の多くは、診察時に緊張してふだんより呼吸が速くなるといわれています。なかには、緊張から口を開けて呼吸をする猫も。そのため、呼吸の異変が不調によるものか判断が難しいこともあるのです。
呼吸に異変を感じたら、自宅での様子を撮影しておきましょう。
いつもと違う鳴き方をする、鳴き続けるとき
鳴き方がいつもと違う場合は、体の痛みやのどの異常、脳神経系の病気、発情など、さまざまな原因が考えられます。獣医師さんが実際に鳴いているときの表情や目線を見たり、声を聞いたりすることで、診断に役に立つこともあるようです。
食べたそうなのに食べない、食べこぼすとき
たとえば「こぼしながら食べる」という状況でも、口の中が痛む場合や、食欲がない場合、ただ遊んでいる場合などがあり、それぞれに様子が異なるのだとか。食べ方に異変がある場合も、動画が役に立つようです。
噛む、引っかく、攻撃をしてくるとき
飼い主さんは「私が○○すると噛む」のようにきっかけを認識していることが多いですが、飼い主さんの無意識の行動も含めて状況を確認できると、より有用になるようです。
参考・写真/「ねこのきもち」2025年1月号『獣医さんに聞きました。動画 写真 診察時に役立つ異変の「撮り方」』
文/小崎華
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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