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「突然食べてくれなくなった...」猫の食事に関する4つの困りごと 原因と改善策をご紹介

小食や食べこぼしなど、愛猫の食事に関して悩みがある飼い主さんは少なくないはず。「これがこのコの個性」と片付けていいのか、あるいは病的なものなのか、愛猫の体のことを考えると心配になりますよね。
そこで今回は、猫によくある食事の悩みについてまとめました。

小食でフードの基準量を食べてくれない

Mix(茶トラ)のはっさくくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
フードを与える際は、パッケージに記載されている基準量を参考に与える飼い主さんがほとんどだと思いますが、この量はあくまでも目安です。小食だったとしても、愛猫の体重が安定しているのなら、その量がその猫に合っていると考えていいでしょう。体重は1カ月に5%以上減らないよう、しっかりと管理してください。

また、猫は“ちょこちょこ食い”をする習性があるため、食べ残しを過度に心配する必要はありません。ただ、必要に応じて食事量を増やしたい場合は、フードの種類を変えてみたり、手から直接などコミュニケーションをとりながら与えたりなど、工夫してみることをおすすめします。

決まったもの以外食べてくれない

メインクーンのニビくん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
おやつや一般食しか食べない場合は、栄養が偏り気味になって病気のリスクが高まりますが、総合栄養食であれば、特定の種類だけ食べ続けても健康上の問題はありません。ただ、ドライフードとウエットフードはどちらも長所と短所があるため、どちらも食べられるようにしておいたほうがいいでしょう。

他の種類のフードを食べてもらいたいときは、食べてほしいフードだけを与えて、欲しがるフードをしばらく与えない方法もあります。猫が「これしかない」と理解すれば、意外と食べてくれるかもしれません。しかし、何も食べない日が長く続くと体によくないので、丸1日食べないようであれば、ふだんのフードを与えてください。

食べこぼしが多い

Mix(茶トラ)のもなかちゃんたち♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
癖やもともとの骨格の問題などで、フードを食べこぼす猫は一定数います。しかし、今までは問題なく食べていたのに突然食べこぼしが増えたのなら、口内炎など口腔内の病気を発症しているかもしれないので、獣医師に相談するといいでしょう。

食べこぼしの対策としては、斜めに傾いているフードボウルを使う、柔らかいフードや小粒のフードに変える、フードボウルを台などにのせて食べやすい高さに調整するなどがあります。

食べた直後に吐き戻ししてしまう

マンチカンのひめちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫はもともと吐きやすい動物ではありますが、吐くこと自体は体に負担がかかるため、原因を究明して適切な対策をしてあげましょう。食べた直後に吐き戻す主な原因は、一気食いをする、胃の中に毛玉が溜まっている、フードが体質に合っていないなどです。

また、もし1日に何度も吐いたり、吐いたあとにぐったりとした様子が見られたりするようなら注意が必要です。すぐに動物病院で診察をしてもらってください。
小食や食べこぼしなど、個性や癖の範囲内であればとくに気にしなくていいこともありますが、病気が原因の場合もあります。愛猫の食べ方に違和感を覚えたら、念のため獣医師に相談してみると安心です。
監修/ねこのきもち獣医師相談室
参考/「ねこのきもち」2025年2月号『偏食 食べこぼし 小食 吐く 原因や改善策を、獣医師に聞きました! 猫の「難食」』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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