猫と暮らす
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猫の老化と間違えやすい病気 年だからと見過ごしたくない猫の変化は
まずは老化のサインをチェック!
老化による体の変化は?
岡本先生:
「老化のサインには、毛ヅヤがなくなる・パサツキや毛束が目立つようになる・フケが増える、筋肉が落ちるなどが挙げられます」
老化による行動の変化もある
岡本先生:
「猫の行動に関しては、高いところに登らなくなる・ジャンプしなくなる、寝ている時間が増え活動時間が減る、爪とぎをしなくなる、食が細くなるといった変化がみられます」
夜鳴きが増えてきた場合は?
岡本先生:
「夜鳴きは、甲状腺機能亢進症や認知機能の低下が原因になっていることが多いです。夜鳴きに限らず、シニア猫の行動によって猫や飼い主さんの生活に支障がでている場合、なるべく早めに動物病院で相談することをおすすめします」
要注意!老化と間違えやすい病気
老化と間違えがちな病気のサインは?
岡本先生:
「口臭や、目やにの増加などがあります。口臭は歯周病や口内炎、口腔内腫瘍などの可能性があり、目やにの増加は結膜炎などの病気が原因かもしれません」
病気のサインを見逃さないために
岡本先生:
「歩き方や行動の変化がないか、食事量が減ったり飲水量が増えたりしていないか、排泄の様子に変化がないか、体重が減っていないかは、定期的に自宅でチェックして記録しておくといいかと思います」
病気を早期発見したい!
岡本先生:
「必要だと思います。7歳以上のコは、健康でも半年に1回以上の健診をおすすめします」
取材・文/宮田あゆみ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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