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猫が寄り添ってくれたと感じたことがある飼い主の割合は 寄り添う猫の意外な心理を専門家にきいた

愛猫が寄り添ってくれたと感じたことのある飼い主さんは多いようです。今回は、「ねこのきもちアプリ」内で行ったアンケート調査の結果をご紹介。また、飼い主さんがしょんぼりしたり、泣いたりしているときにそばに寄り添ってくれる猫の気持ちについて、動物看護師の小野寺温先生に伺いました。

猫が寄り添ってくれたと感じたことのある飼い主さんの割合

猫が寄り添ってくれたと感じたことはある?
※2022年11月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 125人)
猫が寄り添ってくれた経験についてのアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
2022年11月に「ねこのきもちアプリ」内で行ったアンケートによると、回答してくれた125名の飼い主さんのうち、7割を超える飼い主さんが、「猫が寄り添ってくれたと感じたことがある」と回答しました。

【体験談】愛猫はいつ・どのように寄り添ってくれた?

寄り添って眠る白猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
さらに、飼い主さんがどんな状況のときに、猫がどのように寄り添ってくれたのかについて聞いたところ、以下のようなエピソードが寄せられました。

体調が悪いときにそばにいてくれた

  • 「体調がすぐれなくて早々に布団に入っていたら、顔をちょいちょいしたり、お気に入りのおもちゃを枕元に持ってきてくれたり、そばにきて座ってくれたりしました」
  • 「私が痛さに悶絶しているときや体調不良のとき、落ちこんでいるときなどに、心配して顔をのぞきにきてくれたり、ゴロゴロいいながらくっついてきてくれたりしました」
  • 「熱が出て床にふしているとき、黙って足元に寄り添って一緒に寝てくれた」
  • 「手術をして長期入院していたのですが、帰宅後眠っていても痛みがあったときなどは、ふだんそばで眠ることはなかったのに添い寝してくれた」

落ちこんでいるときになぐさめてくれた

  • 「落ちこんでいるときに、こっちをじーっと見て『ニャア』と鳴きます。『元気出せ!』っていってくれているみたいで、うれしくなります」
  • 「悲しいことがあってベッドで泣いていたら、ふだんは全く一緒に寝ないコが、朝までベッドの上にいてくれた」
  • 「愛犬が亡くなり悲しくて泣いていたら、私の顔をのぞきこんでスリスリしてくれました」

猫がそばに寄り添ってくれるときの気持ちとは

足の上に寄り添うキジトラ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫からの思いやりが感じられる素敵なエピソードばかりでしたが、このように飼い主さんがしょんぼりしていたり、泣いていたりするときに猫がそばに寄り添ってくれるのは、なぜなのでしょうか?そのときの猫の気持ちについて、動物看護師の小野寺温先生に教えていただきました。

猫が寄り添ってくるのは「飼い主さんの異変にとまどっているから」

猫は「いつもどおり」に安心します。そのため、飼い主さんが泣いているなどふだんと違う雰囲気であれば、「いつもと違う」「変かも」と警戒し、不安で様子を見にくることがあります。とまどいを解消するために、飼い主さんに気づいてほしくてスリスリする猫もいるでしょう。
つらい気持ちになっているときなどに愛猫が寄り添ってくれるのは、飼い主さんのいつもと違う様子にとまどいを感じているからだったんですね。愛猫の存在に癒してもらいつつ、愛猫の不安な気持ちも解消してあげられるとよいでしょう。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学生命環境学部講師 動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2019年9月号『どこで何をしてるかに注目しよう 居場所(ニャンスポット)でわかるねこのきもち』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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