1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. しぐさ
  4. 猫から飼い主への「大好き」のサインかも かわいいしぐさに秘めた猫の気持ち

猫と暮らす

UP DATE

猫から飼い主への「大好き」のサインかも かわいいしぐさに秘めた猫の気持ち

猫のかわいいしぐさはたくさんありますね。実はそのかわいいしぐさには、猫の気持ちが秘められているかもしれません。今回は、猫のかわいいしぐさを5つピックアップし、獣医師の菊池亜都子先生に、そのしぐさに秘められた気持ちを解説していただきました。

(1)猫が“へそ天”するのは「超絶リラックス」した気持ちのとき

へそ天で眠るアメリカンショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
仰向けになって「へそ」を「天」に向ける姿が「へそ天」です。猫にとって急所であるおなかを無防備に見せて眠れるのは、敵がいないとわかっているからこそのしぐさ。環境に安心しきっている証でしょう。このほか、夏などの暑いときは、体を開くことで熱を放出する意味もあります。

(2)猫が“ちょいちょい”するのは「何か知りたい」気持ちのとき

ちょいちょい触るMIX猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が前足でモノに触れるのは、本来、獲物を捕まえたときに生きているかを確認する行動と考えられています。前足の肉球にはセンサーのような機能があるため、ちょいちょいと軽く触れることで、対象の温度や動きを感知することができるのです。

(3)猫が“くねくね”するのは「一緒に遊んで~」という気持ちのとき

くねくねするMIX猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が飼い主さんやほかの猫などに、本来急所であるおなかを見せるのは、敵意がない証です。リラックスしきっていると考えられますね。その状態で相手に向かってくねくね体を動かすのは、一緒に遊んでほしいとアピールしているのでしょう。

(4)猫が“目を細める”のは「大好きだよ」という気持ちのとき

目を細めるMIX猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫にとって凝視は敵意のあらわれで、視線を合わせるのが苦手です。つまり、猫が目を細めるのは、親愛の気持ちを伝えるサインと考えられます。また、うっとりとして体中の筋肉がゆるむと、まぶたもとろんと下がるので、心底リラックスしているといえるでしょう。

(5)猫が“伸び”をするのは「よしやるぞ」という気持ちのとき

伸びをするマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は歩き始めるときや目覚めたときなどに、ぐいーっと伸びをしますね。これは、野生時代、いつでもすぐに獲物を捕まえられるよう体をならし、調子を整えていたときの名残です。活発に動く前に体のさまざまな部位を伸ばす、準備運動のようなものと考えてよいでしょう。
猫のしぐさから気持ちを読み取ることができたら、今よりもっと上手にコミュニケーションがとれるようになるかもしれません。ぜひ、みなさんも猫のしぐさに注目してみてくださいね。
お話を伺った先生/菊池亜都子先生(獣医師 獣医行動診療科認定医)
参考/「ねこのきもち」2020年6月号『15のしぐさに秘められたねこのきもち』
文/宮田あゆみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る