猫と暮らす
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早食い、すぐ吐く、小食 猫の食事でよくある悩みを獣医師に聞いてみた
フードを早食いや吐き戻ししてしまうときにした工夫とは?
ぐりちゃんは元々ノラ猫だったからなのか、早食いのクセがあり、フードを吐き戻すことがあったようです。
しかし、台の上に高さのあるフードボウルをのせて食べやすい高さにしたところ、早食いも減り、吐き戻しも少なくなったとのこと。
先生からのコメント
ぐりちゃんの場合は、高さによって早食いや体への負担が軽減され、飼い主さんが行った対策が合っていたのかもしれません。
早食いで吐き戻しをする場合は、底に凹凸がついたフードボウルで与えるのがおすすめです。
同居猫の食事を食べてしまうときにできる工夫とは?
ルカくんは食欲が旺盛で、めるちゃんの分まで食べたがることが。そのため、めるちゃんが落ち着いて食べることができるように、めるちゃんが食べ終わるまではルカくんはケージの中でゴハンを食べるようにしたところ、それぞれが自分の分を完食することができ、飼い主さんも管理しやすくなったそうです。
先生からのコメント
めるちゃんのストレスからくる過食を防ぐことができ、ルカくんの肥満防止にもつながります。
同居猫を警戒しながらの食事は猫のストレスになります。食事の取り合いは別々のケージに入れたり、別室で与えたりするといいでしょう。
小食で完食しないときにできる工夫とは?
なかなか食事を完食できなかったため、3年前くらいからトッピングで対策をするようになりました。朝はドライフードに猫用の減塩かつお節、夜は猫用減塩煮干しをトッピングしています。ゆっくりではありますが、最近はほぼ完食できる日も多くなりました。
先生からのコメント
対策によって食事に前向きになれたのは安心ですね。減塩のものを使用しているので大丈夫かとは思いますが、与える量は注意しましょう。できれば、年に1回は健康診断を受けておくとより安心です。
参考/「ねこのきもち」2023年10月号『今からできることばかり 猫の健康長寿 秘訣は「食う」「寝る」「遊ぶ」にあった!』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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