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【シニア猫との暮らし】「いくつになっても”私のお姫様”」20才のご長寿猫との毎日

猫の寿命が延び、"猫生"の半分は「シニア期」といわれる時代。まったりほっこりなシニア猫さんとの暮らしをレポートします。今回の飼い主さん&シニア猫は、東京都のY.Tさんとルナちゃん(メス・20才/エジプシャンマウ)です。

運命を感じた出会い

画像/ねこのきもち2023年9月号
迎えた当時のルナちゃん(左)とマウちゃん。2匹とも穏やかな性格だったそう
 少し大きくなってお店にいたエジプシャンマウの姉妹猫。かわいそうで思い悩んでいたところ、当時付き合っていた夫が迎えてくれたのが愛猫ルナとマウです。あとになって思い出したのですが、5カ月程前に同じ店で、私のことを見つめていた印象的な子猫がルナでした。
 そんな記憶がつながったとき「わが家に来る運命だったのね」とルナに話しかけたのが昨日のようです。その後、天丸と地丸を保護。賑やかな〝家族〟になったときのことが思い出されます。

小さな子供を見守ってくれる一面も

画像/ねこのきもち2023年9月号
初めは赤ちゃんの泣き声に驚くことがあったものの、慣れてからはそばで見守るようになったルナちゃん
 穏やかで甘えん坊なルナ。話しかけるとのどを鳴らし、小鳥のような声で〝お返事〟もします。ルナが5才のとき長男が誕生。退院してきた日、赤ちゃんの泣き声がよほど怖かったのか、ルナは初めて唸り声をあげて長男を威嚇。ふだんとは違うルナに驚き心配しましたが、あとにも先にもこのようなことは一度きりです。子供の存在に慣れてからはそばで見守ってくれるように。そんな姿を見るたびに幸せを感じています。

 マウが亡くなってから、マウがよくしていた〝子供の靴下をくわえて来る〟を真似するようになったルナ。気持ちを考えると胸が詰まります。そして昨年、最後の〝弟〟天丸が闘病の末に永眠。ずっと誰かと一緒だったルナは初めて〝ひとり〟に。

今この一瞬一瞬を大切に過ごしていきたい

画像/ねこのきもち2023年9月号
高齢のルナちゃんが食べやすいように、ゴハンやお水の器はすべて高さのあるものに変えたそう
 私にとってルナは、いくつになっても「私のお姫様」。それはわが家に来た日、そう呼んだあの日から永遠に変わりません。ほかの愛猫たちを見送ったからこそ、ルナと過ごすこの時間も永遠ではないことを知っています。いつかは来るそのときに後悔を残さないためにも、この一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいです。
出典/「ねこのきもち」2023年9月号『シニア猫と暮らして』
構成/marihey
※この記事で使用している画像は2023年9月号『シニア猫と暮らして』に掲載しているものです。
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