猫と暮らす
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ドアの隙間から顔を覗かせて飼い主を出迎える猫 行動から読み取れる心理は?|獣医師解説
とある日の休日、飼い主さんは用事があって朝から外出していたそう。昼下がりの時間に家に帰ると、ドアの向こうからささみくんの鳴き声が聞こえたといい、ドアを少し開けて様子を見てみることに。すると、ささみくんは前足を器用に使ってドアを手前に引き、顔を覗かせていたのだそうです。
飼い主さんが帰宅したことを察知し、ドアの前で待っていたと思われるささみくん。帰宅して愛猫がこんなにも可愛らしく出迎えてくれたら、飼い主さんとしては嬉しいですよね!
ささみくんのお出迎えについて、飼い主さんに聞いた
「寂しがり屋さんのささみがこうやってお出迎えをしてくれると、疲れが吹き飛びます。それと同時に、『今後も一刻も早く帰らなくては…!』と思いましたね」
そのことについて、飼い主さんは「とても嬉しく思う」と心境を話します。
「我が家の自慢のささみに大きな反響をいただけると、飼い主もとても誇らしいです! 本投稿に限らずですが、飼い主へ甘える様子や、こちらに向かってくる様子、ささみが何かを成し遂げる様子について載せたものはとても反応がよかったので、今後もみなさまの癒しになるような投稿をしていけたらと思います!」
【獣医師解説】ドアの隙間から顔を覗かせて飼い主さんを出迎える猫の心理
ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
「ささみくんは、飼い主さんが帰ってきたのが嬉しかったのでしょうね。早く飼い主さんに会いたくて、ドアの隙間から顔を覗かせてお出迎えしていたのではないでしょうか。
ささみくんのように愛猫がお出迎えをしてくれたときは、優しくなでたり、声をかけてあげるとよいと思います」
猫は前足を器用に使えるコが多いの?
「今回のささみくんは、前足を器用に使ってドアを手前に引いていましたね。猫は狩りをするときに前足を使うので、犬に比べると前足を器用に使う傾向があります。
前足を使うことで『猫にとっていいことが起こる』と学習しているときに、積極的に前足を使うのではないかと考えられます」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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