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子猫を迎えたら 最初に用意したいグッズや取り入れたいお世話とは|獣医師が解説

子猫を迎え入れるときはどのようなものを用意し、どのようなお世話をすればよいのでしょうか。

この記事では、子猫を迎え入れる際に用意したいものや、最初に取り入れたいお世話などについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に詳しく解説していただきます。

まずは寝床・トイレ・水とフードを用意する

スコティッシュフォールドのうにくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
子猫を迎え入れる際にまず用意したいのが、寝床、トイレ、水とフードです。

寝床は隠れられるものを

迎え入れたばかりの子猫は、初めての環境に戸惑うことも多く、疲れやすくなっています。そのため、子猫が安心できるように、クレートなどの隠れられる寝床を用意してあげましょう。

トイレは静かなところに設置する

子猫のトイレは部屋の隅など、静かで落ち着いたところに置いてあげるのがポイント。トイレの場所を教えるときは、子猫の様子をよく観察し、ニオイをかぐ、そわそわと場所を探すなど、排せつしそうな行動が見られたら、トイレに連れて行きましょう。

水やフードは以前と似た環境で与えて

事前に以前食べていたフードの種類や食事の時間帯を確認しておき、なるべくそれに近い食事環境を整えてあげるようにしましょう。最初は環境に慣れず食べてくれないかもしれませんが、少量をお皿に入れて置いておけば、次第に慣れてきて食べ始めてくれることも。

子猫を迎え入れたらこまめな体調チェックを

ベンガルのれいちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
新しい環境にやってきた子猫は、体調を崩しやすいので細心の注意を払いましょう。

体調をチェックするときは、食欲と元気の有無を観察するのが大切なポイント。また、順調に成長しているかを確認するためにも、こまめに体重測定をするとより安心です。

なお、新しい環境ではストレスで胃腸に不調を起こすことも多いので、おう吐や下痢をしていないかもよくチェックしましょう。
そのほか、ワクチン接種履歴や寄生虫の駆除の有無を確認しておくことも大切です。また、お迎えしてから1週間以内を目安に動物病院で健診を受けることをおすすめします。

子猫が夜鳴きをしてもかまわない

シンガプーラのガブくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
迎え入れたばかりの子猫は、環境の変化や親猫などと離れたことによる不安で、夜鳴きをするケースがあります。また、飼い主さんに慣れてくると、飼い主さんの姿が見えないことで不安になり、夜鳴きをすることも。

子猫の夜鳴きを軽減させたいときは、まず「鳴いても誰も来てくれない」ことを覚えさせるとよいでしょう。夜鳴きがおさまらないときは、ケージの上から布などをかけ、暗くすることで落ち着く場合もあります。

そのほか、体を温めてあげるのもよい方法です。子猫は体温調整が苦手なので、湯たんぽやペットヒーターなどの安全な保温器具を使って温めてあげれば、睡眠を促しやすくなるでしょう。

危険なことがない限りは自由に過ごさせる

子猫のシロちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
迎えたばかりの子猫と接するときは、子猫にとって危険なことがない限り、基本的に自由にさせてあげてください。最初の数日は部屋中を歩き回るなど、落ち着かないかもしれませんが、次第に環境に慣れてくるはずです。
今回は、迎え入れたばかりの子猫に必要なグッズやお世話などについて、岡本りさ先生に教えていただきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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