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“猫吸い”も気をつけて! 愛猫にやりがちだけど、ほどほどにしたい溺愛行為

愛猫とのふれあいは、飼い主さんにとって幸せな時間ですよね。しかし、やり方によっては、必ずしも猫にとってうれしいこととは限りません。今回は、飼い主さんがついやりがちな“溺愛行為”のなかから、ほどほどにしたほうがいいことについて、猫心理学者の高木佐保先生に教えていただきました。

愛猫の背中に顔をうずめる「猫吸い」

シンガプーラのプップくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「猫吸い」は、猫飼いさんにとって醍醐味といえる行為でしょう。

しかし、猫は体を拘束されることが苦手なので、押さえつけるのは禁物。長時間自由が奪われてしまうと、それは猫にとってストレスになります。

飼い主さんとしては、ずっと吸っていたいところですが、猫が嫌がって逃げようとする前に切り上げて、解放してあげましょう。

愛猫が寝ているところを「ツンツン」して起こす

シンガプーラのかえでちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
一日の大半を眠って過ごす猫にとって、睡眠を妨げられるのはストレスになります。とくに、浅い眠りである「レム睡眠」のときは、ちょっとした刺激でも目を覚ましてしまいがちです。

寝ている猫に触れたいときは、ツンツンするのではなく、起こさないようにそっと背中をなでるなど、ソフトタッチを心がけましょう。

「寒いかも」と愛猫が寝ているところに毛布を掛ける

アメリカンショートヘアの花丸くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は自分にとって一番居心地がいい場所を知っていて、夏は涼しく、冬は暖かい場所にますよね。

つまり、猫が布団の上にいるときは、猫にとってそこが一番快適な場所ということ。暖を取りたい場合は、自分から布団に入るでしょう。

飼い主さんのとても優しい行為かと思いますが、心配しなくても大丈夫ですよ。
どれもついやってしまいがちですが、猫に嫌われないように、ほどほどにしておきましょう。
お話を伺った先生/高木佐保先生(猫心理学者 日本学術振興会特別研究員 麻布大学特別研究員)
参考/「ねこのきもち」2023年7月号『愛猫がかわいくてついやっちゃうけど… これってNGですか? 溺愛飼い主、あるある集』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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