猫と暮らす
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一緒にいたいから? お風呂中の飼い主のことをドアの外で待つ猫 行動からわかる気持ちとは?|獣医師解説
お風呂に入っていた飼い主さんは、ドアの外にまっちゃくんの気配を感じたそう。ドアを少し開けてみると、まっちゃくんが健気に待っていたのだそうです。
まっちゃくんの行動について、飼い主さんに聞いた!
そのため、飼い主さんは動画を撮影していたときも「やっぱり来たか(笑)」と思ったそうです。
普段は誰かしらリビングにいる時間帯だったため、飼い主さんは「ひとりで退屈で寂しかったのかも……」と、まっちゃくんの気持ちを推測します。
「まっちゃはよく“おしゃべり”をするコなんですが、一瞬鳴いていたあの声は、しばらくひとりでいたあとにこちらに寄ってくるときに出す声です。
あの日、私は家事をすべて終わらせて“久々のひとり時間”だったので、のんびりと長風呂……と思っていたのですが、まっちゃの姿が見えないのも寂しいなという気持ちだったので、中に入ってきてくれて嬉しくもなりましたね」
【獣医師解説】お風呂中の飼い主さんのことを外で待つ猫の心理
ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
「まっちゃくんの行動からは、次のような心理が読み取れるでしょう。
・飼い主さんが何をしているのかが気になる
・誰かと一緒にいたい
上記のように、『飼い主さんと一緒にいたい』『自分の見えないところで何をしているのか気になる』という理由のほかにも、『流れる水や浴槽の水のゆらめきに興味がある・好き』というコもいるでしょう。
もし愛猫がお風呂場をのぞきに来たときには、危険がなく飼い主さんがそばで見ていられるのであれば、いつも部屋で一緒に過ごしているときのように対応してあげて大丈夫でしょう。
お風呂中の飼い主さんのことが気になってしまう猫の傾向としては、甘えん坊なタイプで、飼い主さんと常に行動を一緒にしたいコに多く見られると思います」
写真提供・取材協力/@matcha_230701さん/Instagram
取材・文/柴田おまめ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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