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猫と犬を一緒に飼うことになったら… 知っておきたい豆知識

猫と犬… 飼い主さんが特に気を付けてほしいこととは?

猫と犬を一緒に飼おうとしている飼い主さんは多いはず。
今回は、まずはそのときにとくに気にかけたいこととして、「相性のこと」「対面方法と逃げ場所の確保」について紹介します。
最後に、思わず納得してしまう「猫と犬の違い」についてもご紹介するので、お楽しみに!
画像/2018年1月号「猫と犬とことんくらべてみました」

相性がいいのは、異性や年齢差のある組み合わせ

理論上、猫と犬の相性は猫同士の場合と同じで、生まれもっての役割が違う異性や、経験値が異なる年の差の大きい組み合わせは、お互いを敵視することが少ないと考えられています。
とはいえ、猫と犬はそもそも異なる生き物。ですから、絶対に相性がいいと言い切るのは難しく、「個体差による」ということが多いようなので、飼う前にトライアルができるようならしたほうがいいでしょう。

対面は慎重にし、逃げ場所の準備もして

猫は見なれない物を警戒するので、本当は犬が先にいる環境に、猫が“新参者”として入るほうが比較的うまくいきやすいとされています。
しかし、猫がすでにいるなら、ケージ越しになど、時間をかけて対面させていけば大丈夫でしょう。
また、お互いがなれたあとも、それぞれが逃げられる場所(猫なら高所など)を準備してあげることも大切です。

ちなみに… 猫と犬は“違い”がたくさんあります!

画像/2018年1月号「猫と犬とことんくらべてみました」
「猫は小さな犬」なんていう人もいますが、“違い”がたくさん。
知っていると鼻が高くなることを厳選で紹介しましょう。

猫は木をつかみ登れるほど体がしなやか

画像/2018年1月号「猫と犬とことんくらべてみました」
犬は、祖先が草原で暮らしていたことから、走るために筋肉が発達しました。
それに比べて、猫は体が柔軟。
これは、猫の祖先は森や半砂漠地帯で暮らしていたことから、木々を渡り、上下運動をしてきたためです。
木をつかんで登っていたこともあり、猫は前足で物を挟むこともできますが、犬はできません。

猫は歯の数が少ないためマズルが短い

画像/2018年1月号「猫と犬とことんくらべてみました」
草原で暮らしていた犬は、獲物にたくさん噛み付いて狩りをしていました。
一方、障害物が多いため、長期戦の狩りには不向きの森で暮らす猫は、一撃で獲物を仕留められるよう、犬歯(=牙)が発達したとされています。
そのぶん、歯の数を必要としなかったので、歯が生える部分=マズルは短め。
ちなみに、犬の歯は42本に対し、猫は30本です。

猫はしっぽの動きや表情で意思表示をする

画像/2018年1月号「猫と犬とことんくらべてみました」
犬は、遠くにいる仲間にも伝わるようによく鳴きます。
かたや単独行動が基本の猫は、極力音を出さずにしっぽの動きや表情、ポーズを使って気持ちを表します。

猫はオシッコのニオイを隠す

画像/2018年1月号「猫と犬とことんくらべてみました」
犬は仲間と縄張りを共有します。ですから、「自分がいたよ」という意味でオシッコマーキングをする性質が。
しかし猫は基本的に自分の居場所を知られたくないので、とくにテリトリー外での排泄は隠す性質があります。
その名残で、飼い猫は今もトイレ後はトイレ砂をかけるのです。

猫は基本的に1匹でいたい

画像/2018年1月号「猫と犬とことんくらべてみました」
群れをなしてきた犬に対して、「自分以外は敵」という環境で生きてきた猫は、1匹でいることに犬ほど不安を感じないもの。
むしろ無理に人が接しようとすると、襲われるなどと勘違いし警戒する傾向にあります。


いかがだったでしょうか。
まだまだ猫と犬の“違い”はありますが、「へぇー」となるようなことはあったでしょうか?





参考/「ねこのきもち」2018年1月号『猫と犬とことんくらべてみました』(監修:今泉忠明先生)
文/Betty
※この記事で使用している画像は2018年1月号「猫と犬とことんくらべてみました」に掲載されているものです。
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