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開いた窓からスルリ……猫の脱走の危険性&その防止策

暖かい季節になるとつい窓を開けたくなりますが、愛猫がそこから脱走し行方不明に……ということは避けたいものです。

この記事では、猫の脱走の危険性と、脱走防止策を解説していきます。「きっと大丈夫だろう」といった油断は禁物!愛猫の安全のために対策してみましょう。

猫が脱走するどんな危険がある?

キジトラのおとくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

交通事故のリスク

ふだん室内で過ごしている猫は、車の危険性がわかりません。そのため道路に飛び出してしまい、交通事故に遭う恐れがあります。交通事故は、骨折や脳挫傷などの重大なケガにつながるだけではなく、最悪の場合は命に関わることも。

誤飲や誤食

好奇心旺盛な猫は、外に出ると危険なものを拾い食いしてしまうことがあります。食べたものによっては、中毒になってしまう可能性もあるでしょう。

ノラ猫とのケンカでケガ

猫同士のケンカで、噛まれたり引っかかれたりすることも多いようです。また、ノラ猫との接触で感染症にかかるケースや、避妊していないメス猫の場合は妊娠するケースもあります。

行方不明になる恐れ

猫が家から遠く離れてしまった結果、帰り道がわからなくなってしまう可能性も考えられます。そのまま帰って来られずに、行方不明となってしまう猫も……。

脱走防止策① ドアに柵をつける

エキゾチックショートヘアのマシューくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が脱走してしまう場所の中で最も多いといわれているのが玄関です。飼い主さんが出かけるときや帰ってきたとき、宅配便が来たときなどに出て行ってしまうことが多いそう。

これを防ぐためには、猫をドアに近づけないようにするのが得策です。ペット用フェンスなどを利用してドアに脱走防止柵をつけるか、リビングにドアがある家は玄関に行く前に必ず閉めるようにするなど、ルールを設けるのがおすすめです。

脱走防止策② 窓・網戸を固定する

サバトラの麦くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
暖かい時期に特に気をつけたいのは、窓からの脱走です。猫が窓を自分で開けてしまう、網戸を破ってしまうなどのケースが見られます。

これを防ぐには、網戸ストッパーや突っ張り棒などを活用し、窓や網戸を固定するといいでしょう。窓と網戸の間にワイヤーネットをつけたり、強度の高いペット用の網戸に替えたりするのも手です。

脱走防止策③ ベランダ

寄り添って寝る2匹
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫をベランダに出すと、柵をすり抜けての脱走や、ベランダからの落下事故が起きる場合もあります。

このケースでは、柵に日除けシェードやすだれなどを貼り、猫が通り抜けられそうな隙間をふさいでおくといいでしょう。また、「猫をベランダに出さない」と決めてしまうのも安心ですね。
重大な事故やケガ・行方不明につながる恐れのある“猫の脱走”。「これまでは大丈夫だったから……」と思ってしまいがちですが、これからも大丈夫とは限りません。
愛猫の安全を守るために、万が一のときを想定して早めに対策しておくようにしましょう!

ねこのきもち WEB MAGAZINE|【獣医師監修】猫は脱走したら帰ってくる?(防止法・探し方・捕獲方法)

参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫は脱走したら帰ってくる?防止法・探し方・捕獲方法』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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