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春先にかかりやすい、粘膜に症状があらわれる猫の病気

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鼻やのどの粘膜から、ウイルスや細菌が侵入することで引き起こされるのが感染症です。冬から春に変わるこの時期は、猫も免疫力が落ちるため病原体に感染しやすくなります。感染症を予防するためにも、どんな病気があるのか知っておきましょう。

①猫カゼ

イラスト/野田映美

症状が出る粘膜の部位 ⇒ 【目・鼻・口】

猫カゼは、カリシウイルス、ヘルペスウイルスなどに感染して起こる病気で、発熱や鼻水など、人の風邪のような症状があらわれます。

様々な症状があらわれることが特徴で、結膜炎や口内炎になることも。また再発しやすく、重症化すると死に至ることもあります。

②結膜炎

結膜炎で目が開かない猫

症状が出る粘膜の部位 ⇒ 【目】

ウイルスや細菌に感染し、猫の白目やまぶたの裏の「結膜」とよばれる粘膜が炎症を起こした状態を結膜炎といいます。頻繁に涙や目ヤニが出て、上の写真のように目が開かなくなることもあります。

目ヤニをとるときは……

コットンで目を拭く猫

大量の目ヤニで目が開かない場合は、湿らせたコットンを数秒当て、目ヤニをふやかすと拭き取れます。その際はこすらず、目頭から下向きにコットンを滑らせるように拭き取りましょう。

③鼻炎

黄色い鼻水を流す上野ジジくん

症状が出る粘膜の部位 ⇒ 【鼻】

鼻の粘膜が炎症を起こした状態が、鼻炎です。病原体を流しだそうとするので鼻水が出て、悪化すると膿のようなドロッとした鼻水がでます。

ウイルスに感染するほかに、アレルギーが原因となって引き起こされることもあります。

④口内炎

口内炎で口が腫れる猫

症状が出る粘膜の部位 ⇒ 【口】

猫カゼを引き起こすウイルスの感染や、口内の細菌が増殖することによって引き起こされる、口内の炎症です。写真の猫は口が全体的に腫れています。

口内がただれるので猫が食事を嫌がるようになったり、よだれが出たり、口臭がするなどの変化が見られる場合もあります。

ジャンプするキジトラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

「ねこのきもち」読者の岡山県・O・Nさんのご家庭にいる3匹の猫のうち、1匹(オス・本誌の取材当時8才)はもともと鼻炎持ちです。冬から春の変わり目になると、鼻炎に加え、目ヤニ、涙、くしゃみなどの症状が増えます。食欲もあり元気に過ごしているのですが、心配になるそうですよ。

いずれも人の風邪によく似た症状をしているので、その辛さは想像できるでしょう。免疫力が高いと粘膜のバリア機能が強くなるので、日頃から充分な栄養補給と適度な運動を習慣づけ、ストレスの少ない生活を心掛けてはいかがでしょうか。

参考/「ねこのきもち」2017年3月号『猫にも花粉症が!?粘膜に症状が現れる病気』(監修:王子ペットクリニック院長 重本仁先生)
文/こさきはな
イラスト/野田映美
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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