猫と暮らす
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複数飼いに向かないコも…? 2匹目の猫を迎える前に検討したいこと
……お留守番をさせる時間が長かったりすると、愛猫のためにも「2匹目を迎えようかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。
「先住猫がさみしそう」と、新しい猫を迎えたけど…
しかし……
仲良くなれると思ったのに……飼い主さんはどんなことを考慮すればよかったのでしょうか?
新入り猫を迎える前に検討しておきたいこと
新入り猫を迎える前に知っておいたほうがいいことを、「性格」「年齢」「性別」に分けて見ていきましょう↓↓
【性格】複数飼いに向くかどうか、先住猫の性格をよく見極めよう
複数飼いに向く先住猫の性格は…
- 活発で遊び好き
- 来客や目新しいものに自分から近づく
- 大胆で物怖じしない
複数飼いに向かない先住猫の性格は…
- 神経質、怖がり
- 来客や目新しいものを警戒する
- 気が強い
【年齢】2匹ともなるべく幼いうちがベター
というのも、幼いうちは縄張り意識が弱く、遊び相手を欲しているから。もちろん、成猫同士でも仲良くなれるケースはありますが、年齢が上がるとともにその確率は低くなります。
【性別】組み合わせによって、ある程度は傾向があります
メスも「避妊済み」のほうが子猫っぽさを残しますが、オスに比べて神経質で、ほかの猫を受け入れないことが多いようです。
性別の組み合わせによる相性の傾向は……
未去勢なら、お互いをライバルと捉えてケンカが絶えなくなることも。去勢済みなら、遊び相手として仲良くなるケースが多いよう。
比較的仲良くなりやすい組み合わせです。しかし、メスが神経質な場合は、遊びたがるオスを威嚇して寄せ付けないことも。
気が合えば、つねに一緒にいるほど仲良くなります。しかし、お互いに神経質な場合は、頑なに相手を受け入れないケースも多いよう。
猫の幸せを考えて慎重に検討しよう!
2匹目を迎えるかどうかは、先住猫の性格や猫同士の相性を考え、慎重に検討をしたいもの。もしも迎えると決めたなら、2匹がなるべく幸せに暮らせるように、できる限りの対策をしてあげましょうね。
(監修:帝京科学大学助教、動物看護師 小野寺温先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
イラスト/上野うね
文/雨宮カイ
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