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年齢や環境によって変わる? 猫の性格の作られ方を解説!

甘えん坊だったりクールだったり、活発だったりマイペースだったりと、猫の性格はさまざまですよね。まさに十猫十色といってもいいでしょう。では、そんな猫の性格はどのように決まっていくのでしょうか。

今回は、そんな気になる猫の性格の作られ方に注目して解説します。

年齢によって性格が変わる?

ロシアンブルーのアップ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は、生後2カ月頃に「社会化期」を迎えます。この社会化期にどれだけ人やほかの猫と関わったかによって、フレンドリーさが変わるといわれています。
シニア期に入る7才くらいからは、体力が低下することもあり、無駄な行動をしなくなるため、落ち着いた性格へ変わっていく傾向にあります。
つまり、猫はだいたい生後約2~9カ月で性格のベースが決まり、シニアになるにつれて性格が変化していくのです。

人との距離感によっても違いが出る

ソファに手をかけるスコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
留守番時間が長く日中寂しい思いをしている猫は、そのぶん甘えん坊な性格になりやすく、いつも人がいる家の猫は、落ち着いた性格になりやすいといわれています。
また、複数飼いの場合、1匹の猫が元気過ぎるともう1匹が控えめな性格になるなど、猫同士の関係も性格形成の一因に。
猫は、飼い主さんのライフスタイルや人との距離感、同居猫によっても、性格に違いが出るのです。

環境の変化も性格形成に影響がある?

真横からのぞきこむ白猫ましゅーくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ここまで、猫は加齢や人との距離感などでも性格が変化することがわかりましたが、引越しや家族が増えるなど、環境の変化も猫の性格に影響を与えることがあります。
地震など衝撃的な出来事、特に猫にとってネガティブなことは、良くも悪くも猫の性格に強く影響します。

父母の性格や血統など、血筋も関係する

窓の外を見る3匹の猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
親猫からの遺伝は、見た目だけではありません。性格にも少なからず表れると考えられています。同じ環境で父猫が人懐こいと、子猫も人懐こくなるという説も。
また、人に飼われることを前提として交配されている純血種は、フレンドリーな性格が多いです。
毛が短い猫はアクティブ、長毛の純血種はおっとりタイプが多いなど、毛の特徴でも性格の傾向があるようです。

オスは活発、メスは気難しい猫が多い?

ヒモで遊んでいる大福くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
性別によっても性格に違いが出るといわれており、これはおもに脳の機能と性ホルモンの影響によるものです。
オスはメスにアピールをする必要があるため活発で積極的になり、子猫を敵から守りながら育てるメスは気難しい性格になりやすいのだそうです。
愛猫の性格がどのように作られ、そしてどう変化していくのか、参考になりましたか?ちなみに、犬は飼い主さんと一緒に行動することが多いため、飼い主さんと性格が似るといわれていますが、猫の場合は特にそういったことはないようです。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「猫の性格による特徴~猫の心と体(7)」

参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『猫の性格による特徴~猫の心と体(7)』
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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