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愛猫・愛犬の呼吸がおかしい!!「逆くしゃみ」って一体なに?【動物看護師が徹底解説!】
愛猫・愛犬の呼吸がおかしい!!「逆くしゃみ」って一体なに?【動物看護師が徹底解説!】
発作の呼吸で、命の危険を感じる
見た事がない方は想像しただけでもヒヤヒヤしそうな現場ですよね。でもこの逆くしゃみ、呼び名の通りくしゃみと同じくくりで、生理現象なので、治療が必要になることは少ない場合が多いです。
一体、逆くしゃみって?
もう一つの特徴が、空気を吸い込む時にブーブー、や、ガーガーなどの音がすることです。細い鼻腔に勢いよく空気が通るので道が狭くなり、音が出ます。音がなっている時(吸気時)に、胸が大きく広がって見えます。
たまに起こる程度は治療の必要はない?
動画サイトで逆くしゃみと称して動画がアップされていることがありますが、全てが逆くしゃみという判断で合っているわけではありません。1番良いのは、愛犬や愛猫の逆くしゃみと思われる動画を撮って、かかりつけの動物病院で判断を仰ぐことです。他の発作と見間違えて放っておいてしまうと危険です。突然起きて、すぐに終わることもあるのでなかなかタイミングが難しいですが、撮れるようならば動画に撮って見てもらうと良いでしょう。
逆くしゃみが起きたら?
1分以上続いたり、痙攣を起こしたり、倒れて失神したりするようであればすぐに受診し、原因を究明して下さい。治療の必要ない生理現象とはいえ、見誤ると大変なことになりますので、自己判断はせずに一度は病院を受診して、本当に逆くしゃみなのかどうかを相談してみて下さいね。
文/動物看護士 木本 由季
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