猫と暮らす
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猫の気持ちって意外とフクザツ! この5つの行動の心理…理解できる?
今回は「気持ちが見極めにくい猫の行動やしぐさ」について5つの例を取り上げるので、ぜひ猫の気持ちを考えてみてください!
①なでられてうっとりしていたのに、急に噛んでくる…どんな気持ち?
YESからのNO!→「気持ちよかったけど、もうやめて!」と思っている
猫が「そろそろもういい」と感じ始めた段階で、瞳孔が開いたりしっぽを大きく振ったりと、NOサインを発していたはずです。それに気付いて、スキンシップを切り上げましょう。
②ゴハンの準備中に噛んでくる…どんな気持ち?
YESとNOが入り混じった気持ち!→ゴハンを期待するあまり、思わず噛むことも
飼い主さんを噛むのは、噛んだときに急いでフードを与えてくれた経験から「噛んだら早くもらえた」と学習したからかもしれません。繰り返さないよう、猫がいない部屋でゴハンを準備するなど対策をしましょう!
③「シャー」と威嚇してきたのにすぐ「ニャー」と甘えた声ですり寄ってくる…どんな気持ち?
NOかと思ったけどやっぱりYES!→「誰かと思ったら飼い主さん♡」
愛猫を驚かせないように、声をかけるなどしてからタッチするようにしてあげてくださいね。
④トイレ砂がないところで砂かけのしぐさをする…どんな気持ち?
NO!→「気になるニオイを消し去りたい!」
⑤被り物を被せても、じっとして写真を撮らせてくれるけど…どんな気持ち?
NO!→本当は嫌だけど我慢中…
写真を撮るならできるだけ早く終わらせて、がんばった愛猫におやつなどのご褒美を与えましょう。
(監修:帝京科学大学助教、動物看護師 小野寺温先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
イラスト/タカヒロコ
文/雨宮カイ
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