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愛猫が毎朝シンクを占拠! 蛇口から水を飲むまでどかない猫の心理とは?

蛇口から出る水を飲みたい愛猫。
シンクに座るふくくん 何とも言えない表情がたまらない
シンクに座るふくくん 何とも言えない表情がたまらない
@95Cs9
写真は、「絶対に退かない」というキャプションとともにX(旧Twitter)に投稿され、約1.6万件もの「いいね」を集めた1枚(2024年12月14日時点)。写っているのは@95Cs9さんの愛猫・ふくくん(取材時4才/日本猫)です。

飼い主さん:
「蛇口から出るお水を飲みたくて、シンクでひたすら待っているふくを撮影しました。実はこの行動、毎朝繰り返されているんですよ」
「給水待ち」をしているふくくんの後ろ姿 フォルムがかわいすぎる
「給水待ち」をしているふくくんの後ろ姿 フォルムがかわいすぎる
@95Cs9
「毎朝繰り返される」というふくくんのこの行動について、飼い主さんは次のように感じているそうです。

飼い主さん:
「忙しい朝にシンクを占領されると困りますし、『また始まったか……』といったところですが、じっと動かない丸くて大きな背中やそのフォルムがかわいらしくて、『やれやれ、さっさと飲んでさっさと出てくださいよ!』という感じになります」

蛇口から出る水が好きになったのは飼い主さんがきっかけ?

飼い主さんに水を出してもらったふくくん うれしそう
飼い主さんに水を出してもらったふくくん うれしそう
@95Cs9
では、ふくくんはいつからこのような行動をとるようになったのでしょうか。飼い主さんにお聞きすると“意外な事実”が明らかになりました。

飼い主さん:
「ふくがシンクに入り始めたのは2才になる頃です。初めて見たときは、蛇口から落ちそうな水滴をペロペロとなめていました。そこで、試しにお水をチョロチョロと出してあげると、飲み方がわからなかったのか、横からカプッカプッと噛みついたんです。

これを毎日繰り返すうちに流れるお水をピチャピチャと飲めるようになり、初めてちゃんと飲めたときには思わず『上手になったね』とほめてしまいました。なので、これをルーティンにしてしまったのは、実は飼い主なんです

ふくくんにとってシンクは“お気に入りの場所”?

飼い主さんはどうする!? シンクに入りたい様子のふくくん
飼い主さんはどうする!? シンクに入りたい様子のふくくん
@95Cs9
とはいえ、ふくくんにとってシンクは「ただの給水所」というわけではなさそうです。

飼い主さん:
「季節を問わずシンクに入り浸りますが、暑い夏にはおなかを冷やすように寝てしまうこともあり、長くなりそうなときは下ろしますが、必ず一度は戻ってくるので、ただの給水所ではなく“お気に入りの場所”でもありそうです。

ちなみに、お水を飲んだあとは顔と足、おなかまで水滴だらけになります。ふくはそのまま飛び出して行くので、飼い主はその足跡を追いかけるように、朝から拭き掃除をするのがルーティンになりました」

ふくくんと飼い主さんの毎朝の光景が目に浮かぶようです。

【獣医師解説】蛇口から水を飲むまでどかない猫の心理とは?

幸せそうに眠るふくくん
幸せそうに眠るふくくん
@95Cs9
毎朝シンクに居座って、蛇口から水を飲ませてもらうのを待っているふくくん。同じ行動を毎朝繰り返す理由と、猫が水を飲む場所にこだわりを見せる理由について、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。

山口先生:
「シンクでの飲水が好きで、心地よいルーティンになってしまったのでしょう。

猫はもともと警戒心が高く、食餌や水にこだわりをもつ動物です。蛇口からの流れる水を好んだり、水皿の形や素材、水の温度にこだわったりすることもあります。一方で特にこだわりのないコもいて、さまざまですね」

蛇口から水を飲むのは、ふくくんなりの強いこだわりがあるのでしょうね♪
写真提供・取材協力/@95Cs9さん/X(旧Twitter)
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/江村若奈
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年3月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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