猫と暮らす
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愛猫が毎朝シンクを占拠! 蛇口から水を飲むまでどかない猫の心理とは?

飼い主さん:
「蛇口から出るお水を飲みたくて、シンクでひたすら待っているふくを撮影しました。実はこの行動、毎朝繰り返されているんですよ」

飼い主さん:
「忙しい朝にシンクを占領されると困りますし、『また始まったか……』といったところですが、じっと動かない丸くて大きな背中やそのフォルムがかわいらしくて、『やれやれ、さっさと飲んでさっさと出てくださいよ!』という感じになります」
蛇口から出る水が好きになったのは飼い主さんがきっかけ?

飼い主さん:
「ふくがシンクに入り始めたのは2才になる頃です。初めて見たときは、蛇口から落ちそうな水滴をペロペロとなめていました。そこで、試しにお水をチョロチョロと出してあげると、飲み方がわからなかったのか、横からカプッカプッと噛みついたんです。
これを毎日繰り返すうちに流れるお水をピチャピチャと飲めるようになり、初めてちゃんと飲めたときには思わず『上手になったね』とほめてしまいました。なので、これをルーティンにしてしまったのは、実は飼い主なんです」
ふくくんにとってシンクは“お気に入りの場所”?

飼い主さん:
「季節を問わずシンクに入り浸りますが、暑い夏にはおなかを冷やすように寝てしまうこともあり、長くなりそうなときは下ろしますが、必ず一度は戻ってくるので、ただの給水所ではなく“お気に入りの場所”でもありそうです。
ちなみに、お水を飲んだあとは顔と足、おなかまで水滴だらけになります。ふくはそのまま飛び出して行くので、飼い主はその足跡を追いかけるように、朝から拭き掃除をするのがルーティンになりました」
ふくくんと飼い主さんの毎朝の光景が目に浮かぶようです。
【獣医師解説】蛇口から水を飲むまでどかない猫の心理とは?

山口先生:
「シンクでの飲水が好きで、心地よいルーティンになってしまったのでしょう。
猫はもともと警戒心が高く、食餌や水にこだわりをもつ動物です。蛇口からの流れる水を好んだり、水皿の形や素材、水の温度にこだわったりすることもあります。一方で特にこだわりのないコもいて、さまざまですね」
蛇口から水を飲むのは、ふくくんなりの強いこだわりがあるのでしょうね♪
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/江村若奈
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年3月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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