猫と暮らす
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母猫みたいで大好き♡猫が見せる飼い主さんへの「LOVE表現」
猫はもともと単独行動する動物なので、だれに対しても警戒心が強くなりがち。だけど、毎日お世話をしてくれる、飼い主さんだけは特別なんです。ここでは、猫飼いさんなら絶対に見逃がしたくない、猫たちが発するLOVEサインをご紹介します。
スリスリとすり寄る

飼い主さんがくつろいでいるときや、帰宅したときに猫がスリスリするのは、大好きな飼い主さんに甘えたい・安心したいという気持ちの表れ。
猫は日頃から飼い主さんの様子を観察し、いつ甘えたら相手をしてもらえるのかわかっているため、飼い主さんがくつろいでいるときにスリスリし、ニオイをつけて自分の存在をアピールするのでしょう。
また、帰宅後にスリスリするのは、ニオイの交換をしている場合も。外の嗅ぎ慣れないニオイを楽しみつつも、飼い主さんに自分のニオイをつけて安心しているのです。
ニャーニャーと鳴く

飼い主さんに見つめられたときなどに猫が「ニャー」と鳴くのは、大好きな飼い主さんとコミュニケーションを取ろうとしているから。
単独行動をする野生の猫の場合、鳴き声で会話をすることはほぼありませんが、飼い主さんなしでは生きられない飼い猫は、感情や欲求の高まりを「ニャー」と鳴いて伝えるようになったといわれています。
もし、目があったときに愛猫が「ニャー」と鳴くなら、飼い主さんが見ていることに「気付いているよ」「気にかけてくれてありがとう」と返事をしているのでしょう。
飼い主さんにチョコンとのる

猫は警戒心が強い動物なので、身を預けて密着する「のる」という行為は、信頼している人にしか行いません。そのため、肩や膝の上にチョコンとのるのは、飼い主さんを信頼している証拠です。
なかでも、密着度がアップする「肩にのる」という行為は、ピッタリとくっつきながら飼い主さんを独占できるので、猫にとっては思いっきり甘えられる、満足度の高いしぐさといえるでしょう。
ペロペロなめる

猫が他者をなめるのは、母猫子猫などの信頼関係がある相手だけ。つまり、猫が飼い主さんをなめるのは、親愛の気持ちを表しているといえます。
猫がなでている飼い主さんをペロペロするのは、飼い主さんになめてもらっているように感じて、「ありがとう、大好きだよ」などとお返ししているのでしょう。
また、自分のニオイを付けるのと同時に、飼い主さんのニオイをなめ取るという意味もあるようです。
ジーッと見つめる

猫が遠くからジーッと見つめてきたら、何か要望を伝えようとしているのでしょう。
猫は本来、相手の出方をうかがい、警戒しているときにしか視線を合わせません。しかし、人に視線を送る場合は、「○○して欲しいな」と思っていることが多いのだとか。
もし遠くから猫がジーッと見つめてきたら、飼い主さんの落ち着くタイミングを見計らって、アプローチしようと考えているのかもしれません。
ここでは、5つのLOVEサインをご紹介してきました。大切な猫から届くLOVEサインを見逃さずに、信頼関係を深めていってくださいね。
参考/「ねこのきもち」2018年6月号『愛情表現のしぐさが丸わかり 毎日は猫からのNyamore(好きだよ)に溢れてる!』(監修:獣医師 獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー 藤井仁美先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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