猫と暮らす
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猫はツライだけ!飼い主が見逃しやすい猫のストレス3つ
飼い主さんが「猫にとっていいこと」と思ってする行動が、猫にはストレスになっていることも。
今回は、飼い主さんが見逃しやすい猫のストレスをご紹介します。今までの猫との生活を見直して、猫のストレスを減らしてあげましょう。
新しい猫や犬を迎える

猫にお留守番をさせるときに「ひとりで寂しくないかな?」と考える飼い主さんもいるかもしれません。猫が寂しくないように新しい猫や犬を家族として迎える家庭もあります。しかし、新しい猫や犬が家にやってくるのは、猫にとって大きなストレスになることも。もともと1匹で過ごしていた猫は、環境の変化に戸惑ってしまうのです。
新しい猫や犬を家に連れてきたら、先住猫が縄張りを荒らされたと感じないように対策しましょう。新しい猫や犬の方をケージに入れたり、しばらく違う部屋で過ごさせたりするのがおすすめです。先住猫の様子を観察して問題ないようなら、徐々に距離を近づけて慣らしていきます。喧嘩になって怪我をしないように爪を切っておくと安心です。
過剰なスキンシップ

猫を飼っていると「可愛い♡」「触りたい!」という気持ちがあふれてきます。しかし、飼い主さんの過剰なスキンシップは猫にとってストレスになることも。猫は気分が変わりやすいので、長時間触られると嫌になってしまうのです。
どの程度の時間で触られるのが嫌になるのかは、猫によって違います。猫の様子を見ながら、嫌がっているかを判断するといいでしょう。猫とスキンシップをとっているときに、耳を伏せるなどのサインが出たら触るのをやめましょう。
家族以外の人が家に上がる

来客は、猫とコミュニケーションをとる人が増えるからいいことだと考える飼い主さんもいるかもしれません。しかし、家族以外の人が家に上がると、ストレスを感じる猫もいます。人が家に上がることで、自分の縄張りを荒らされているような気持ちになるからです。来客の少ない家の場合は、特に猫のストレスになりやすいので注意しましょう。
来客があるときは、猫が隠れられる場所を作ってあげましょう。隠れられる場所があれば、来客中でも落ち着くことができます。また、猫は急に大きな声を出す小さな子供が苦手なので、来客の中に子供がいるときは、猫の隠れ場所に近づかないよう気をつけましょう。
猫と人では感覚が違うことが多いので、飼い主さんが「猫にとっていいこと」と考える行動が、実は猫にはストレスになることもあります。解説を参考に、猫にとってストレスのない暮らしを作ってあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」『ベテラン飼い主さんも意外と知らない愛猫のストレス事典』
文/pinoco
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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