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「子猫期」に起こりがちなトラブル 月齢別のリアル体験談5つと解決策

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子猫期は「毎日が冒険」とばかりに、活発に過ごす時期。可愛いけれどやんちゃで好奇心旺盛な行動をしがちなので、その分、日常のいろんな場面でトラブルが多いことも。

そこでこの記事では、子猫期に起こりがちなトラブルを「ねこのきもち」読者から寄せられた実際のエピソードとともにご紹介。トラブルの対策法などについても解説します!

【3週〜5カ月頃の事件】手や足に跳びかかって、本気で噛んだり引っかいたりしてきた!

足を噛む猫

まずは、明和くん(♂・3才)の飼い主Yさん(奈良県)から寄せられたエピソード。明和くんは生後3週〜5カ月の頃、手や足に跳びかかって、本気で噛んだり引っかいたりしてきたのだそうです。

解説:7カ月頃までは、とくに遊びたい盛り!

7カ月頃までは、子猫は本能的に狩りの練習をする時期なので、飼い主さんの手足にじゃれつきがちに。その延長で強く噛んだり、引っかいてしまうことがあるのです。

ただ、3〜6カ月頃の猫が噛む場合は、乳歯から永久歯に生え変わるむずがゆさから噛んでいる可能性もあるでしょう。

対策:トラブルを防ぐための2つのポイント

おもちゃで遊ぶ猫

このようなトラブルを防ぐためには、以下の2つのポイントをおさえておきましょう。

①手足を噛ませないようにおもちゃを利用しよう

人の手で遊ぶ猫は、狩猟本能が満たされていない可能性があります。噛めるおもちゃを与えたり、一緒に遊んでエネルギーを発散させてあげましょう。おもちゃはたまに捕まえさせて、獲物を仕留めたような気分にさせてあげるといいでしょう。

②噛まれたりしても反応しないようにしよう

噛まれたり引っかかれたりしたときに、声を出すなどして反応してしまうと、猫は飼い主さんが反応するのが嬉しくてあえてするようになることもあります。攻撃がエスカレートする可能性もあるので、立ち去るなど無反応を徹底してみましょう。

【3カ月頃の事件】台所の水が好きで、遊んでずぶ濡れになっていた!

台所の水で遊ぶ猫

続いて、ラムちゃん(♀・8カ月)の飼い主Yさん(愛知県)から寄せられたエピソード。ラムちゃんは生後3カ月頃から台所の水が好きで、遊んでずぶ濡れになっていたのだそうです。

解説:3カ月頃になると、好奇心などから水遊びが増えがちに!

猫は3カ月頃になると運動機能が高まり、行動範囲が広がります。好奇心も旺盛になり、流れる水の動きが目に入ると、後先考えず行動してずぶ濡れになろうと遊ぶ猫もいます。また、「水遊びが楽しい」と一度インプットされると、飽きるまで繰り返すようになることも…。

対策:事故を防ぐために、水回りに入らせない工夫を!

好奇心旺盛な子猫の水遊びを阻止するのは難しいですよね。でも、キッチンのシンクで体についてしまった洗剤を舐めたり、風呂場の浴槽で溺れたりする可能性もあるので危険です。ドアを閉めるなどして、台所や風呂場、トイレなどの水回りに子猫を近づけないようにしましょう。

【3カ月頃の事件】クシャミや目ヤニがひどくなり受診したら、猫カゼを発症していた!

クシャミをする猫
イラスト/山村真代

続いて、Cちゃん(♀・7カ月/オシキャット)の飼い主Nさん(東京都)から寄せられたエピソード。Cちゃんは生後3カ月の頃、クシャミや目ヤニがひどくなり動物病院を受診したら、猫カゼを発症していたのだそうです。

解説:3カ月前後は、母猫からの免疫がなくなり感染症にかかりやすい傾向が!

子猫は母猫から受け継いだ免疫「移行抗体」に守られている間は、「猫カゼ」などの感染症にかかりにくいとされています。個体差にもよりますが、その「移行抗体」がなくなるのが3カ月前後で、感染症にかかりやすくなる傾向に。

とくに体力がない子猫は、猫カゼにかかると重症化しやすいので注意しましょう。

対策:感染症予防のために、ワクチン接種を徹底しよう!

子猫のうちにワクチン接種をすることが、感染症の予防や軽症化につながります。子猫の場合、「移行抗体」との兼ね合いで、生後2〜3カ月に1回、さらに生後3〜4カ月にもう1回打つのが目安です。

ワクチン接種の具体的なタイミングは、獣医師に相談しましょう。

【7カ月頃の事件】落ちていたリボンを誤食してしまい、緊急受診を…

誤食する猫
イラスト/山村真代

続いてのエピソードは、コウメくん(♂・4才)の飼い主Kさん(北海道)から寄せられたもの。コウメくんは生後7カ月の頃、落ちていたリボンを誤食してしまい、緊急受診をしたのだそうです。

解説:子猫期全体を通じて、何でも口に入れるので誤食に繋がりやすい!

子猫期全体を通して、身近にあるどんなものでも興味本位で口にする可能性があるので、誤食も多発しがちです。とくに、長細いものはヘビなどに見えることから、狩猟本能が刺激されて口にしやすい傾向に!

そのまま、うっかり飲み込んでしまうケースも少なくないのです。

対策:誤食の危険があるものは、あらかじめ収納しよう!

子猫期の頃は、口に入りそうなものは誤食につながりやすいです。飼い主さんは、子猫が口にしたら危険なものは出しっぱなしにしないようにしましょう。とくに、下記のような誤食しやすいものは、扉の中や引き出しなどへの収納を徹底してください。

猫が誤食しやすいもの

  • リボンやヒモ
  • 輪ゴム
  • ポリ袋
  • 猫用のおもちゃ

【8カ月頃の事件】突然、布団やタンスの上などあちこちでオシッコをするように…

粗相する猫
イラスト/山村真代

最後に紹介するのは、チョコちゃん(♀・2才)の飼い主Wさん(東京都)から寄せられたエピソード。チョコちゃんは生後8カ月の頃、突然、布団やタンスの上などあちこちでオシッコをするようになったのだそうです。

解説:6〜9カ月頃に発情期を迎えて、スプレー行動をし始めることが!

猫は、6〜9カ月頃に初めて発情期を迎えます。その際に自分の存在をアピールするために、オシッコをあちらこちらにかける「スプレー行動」をするようになることがあります。とくにオス猫に見られる行動ですが、稀にメスにも見られることが! 

また、「膀胱炎」など病気で粗相することもあるので、獣医師に相談してみましょう。

対策:発情期を迎える6カ月頃を目安に、去勢・避妊手術の検討を!

個体差や飼育環境にもよりますが、6〜9カ月頃までに愛猫の去勢・避妊手術を済ませるように検討をしましょう。一度でも発情を経験すると、手術後もスプレー行動をする可能性が高まるので、手術の時期は獣医師に相談してみてくださいね。



眠る猫
getty

子猫期に起こりがちなトラブルやその対策法を見てきました。同じような経験をした飼い主さんもいるのではないでしょうか?

猫を飼い始めたばかりの方、これから猫を飼おうとしている方は、ぜひ参考にして普段のお世話に役立ててくださいね!


参考/「ねこのきもち」2020年2月号『読者が実際に体験した、年齢別に起こりやすいトラブルや病気がわかる! うちのコ、○才事件簿』
(監修:東京都港区にある小動物診療所獣医師 徳留史子先生)
イラスト/山村真代
文/雨宮カイ

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