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実は危険な病気だった? 猫カゼの症状や特徴と予防法

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猫を飼う人なら一度は耳にしたことがある病気、猫カゼ。そのうち治る軽い病気と思われがちですが、猫カゼは重症化すると命を落とすこともある危険な病気なのです。猫カゼの症状や予防法を知ることで、大切な猫の命を守りましょう。

猫カゼの主な症状

ソファーに横たわる猫
getty

猫カゼの初期症状として多いのは、透明な鼻水・くしゃみ・目ヤニ・涙です。くしゃみと鼻水が出るところは人のカゼと似ていますが、目ヤニや涙などの目の症状があらわれやすいのが猫カゼの特徴です。また人のカゼにある咳の症状は、ほとんど見られません。

症状が進むとどうなるの?

猫カゼの症状が進むと鼻水がドロッとし、鼻づまりを起こします。また目の充血や腫れなどの症状が起こり、発熱や食欲減退などの症状があらわれることも。
猫の元気がなくなるので心配になりますが、猫カゼの特効薬はないため、基本的には自身の免疫力により治癒するのを待つことになります。

猫カゼは重症化しても大したことない?

飼い主さんとスキンシップする猫
getty

猫カゼは、原因ウイルスに感染して炎症を起こしたところが別の菌に感染することで、より複雑になって重症化します。そのため食事が飲み込めなくなって衰弱したり、気管支炎や肺炎をこじらせて命を失ったりすることも。
特に子猫は、免疫力と体力の低さから、二次感染を起こして重症化しやすい傾向があります。
人のカゼは少し休養すると回復する程度の軽い症状が多いですが、猫カゼは、重症化して後遺症が残ったり、命にかかわったりするケースが少なくないのです。

後遺症が残るとどうなるの?

重い猫カゼを患うと、くしゃみなどの明らかな猫カゼ症状が治まったあとも、慢性的に鼻水や鼻づまりが続く慢性鼻炎になることがあります。また目の炎症が強く出ていたケースでは、角膜や瞬膜(しゅんまく)が癒着してまぶたが開かなくなったり、失明したりする症例も報告されています。
これらの後遺症が残った場合は、定期的に動物病院で経過観察を行い、場合によっては継続的に点鼻薬・点眼薬などを使用することもあるでしょう。

一度治っても再発するって本当?

飼い主さんになでられる猫
getty

人のカゼの原因ウイルスは症状が治まると体外に排出されますが、猫カゼの原因となる猫ヘルペスウイルスや猫カリシウイルスは、症状が治まっても猫の体内に潜伏します。そのため一度でも猫カゼにかかった猫は、症状がなくても、ウイルスを保有している「キャリア」の状態になるのです。
そして猫の体力が落ちたときにウイルスは活発に増殖し、再び猫カゼの症状を引き起こすのです。

再発を防ぐために飼い主さんができること

キャリア猫は、体力や免疫力が落ちると猫カゼを再発する可能性があります。そのためキャリア猫の飼い主さんは、猫が体力と免疫力を落とさないよう配慮することが必要になるでしょう。
具体的には、栄養バランスのよい食事と充分な水をとらせること、部屋を適度な温度と湿度に保ち体を冷やさないこと、強いストレスを与えないことなどが重要になります。

猫カゼの予防法

窓際で眠る猫
getty

猫カゼは、ワクチンで予防できます。ワクチンを定期的に接種している猫は、たとえ感染しても、くしゃみや鼻水の症状は出ますが、重い症状に至ることはないそうです。1~2日程度で回復することも多く、なかには発症しないケースも見られます。

完全室内飼いの猫もワクチンを接種するべき?

室内飼いの猫はほかの猫との接触がないため、ワクチン接種の必要がないようにも思えます。しかし、猫カゼのウイルスは感染力が強いため、猫同士が網戸越しに対面しただけでも感染するといわれています。また飼い主さんの手や衣服に付いたウイルスから感染することもあるので、完全室内飼いでも、ワクチンを接種して猫カゼを予防しましょう。

猫カゼは、一度かかると、その後も再発を警戒しなければならない怖い病気です。定期的なワクチン接種を行い、しっかりと予防していきましょう。

参考/「ねこのきもち」2017年12月号『甘く見ないで!猫カゼは人のカゼとは違うんです』(監修:Pet Clinic アニホス院長 弓削田直子先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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