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瞳孔が開いて黒目も大きい! 猫が「目を見開いている」ときの心理
今回は、猫が目を見開いているときの心理状態について、ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました!
猫が目を見開いているときの心理
「猫は興奮すると、瞳孔が開いて黒目が大きく丸くなります。このとき、目を見開いているだけでなく黒目も大きいので、より一層大きく見えるかもしれません。このような状態は、獲物を狙っているときなどに見られ、興奮していると考えられますね」
「愛猫のハンター欲を満たす遊びをしてあげてください。たとえば、じゃらし遊びや、追いかけっこ、もし食いしん坊の猫なら、餌を詰めるタイプの知育トイもおすすめですね。
興奮状態の猫は、小さな細切れの声で唸ったりするのですが、本気で狩りをしようとしています。飼い主さんは上手に遊んであげましょう」
興奮状態の猫と遊ぶときの注意点
「そうですね。たとえば、飼い主さんが手を使って遊ぼうとすると、手をおもちゃだと勘違いして本気で追いかけて噛んでくることもあるので気をつけてください。飼い主さんは手元で遊ばないように、長い棒やひものおもちゃを使いましょう」
「たとえば、猫ひっかき病、パスツレラ症、カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症など、猫からのひっかき傷や咬傷から感染する人獣共通感染症の危険があります。
万が一噛まれてしまったときは、すぐに流水で十分に洗い流し、市販の消毒薬で消毒し、病院を受診しましょう。傷口は小さくても、奥深くまで菌やウイルスが入り込んでしまっていることもありますので、注意が必要です」
「猫の鼻息が荒くなったり、周りが見えなくなるほどおもちゃを追うなどしたら、興奮しすぎているサインです。そのときは遊びをやめて、猫の呼吸が整うまでおもちゃは隠すようにしましょう」
猫から人にうつる恐れのある病気についてのくわしい解説は、下記の記事も参考にしてみてください。
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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