猫と暮らす
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猫に嫌われるのはこんな人! 猫へのNG対応を見直そう
愛猫は大切な家族の一員ですが、人とは異なる生態の動物です。そのため、人基準で猫に対応していると、猫に嫌われてしまうことも……。愛猫との関係を良好に保つためにも、猫に嫌われてしまう人がやりがちなNG対応を確認して、付き合い方を見直してみましょう。
ハイテンションで猫に声をかける

愛猫が何か苦手なことをクリアしたり、してほしい行動をしたりしてほめてあげたいとき、嬉しさからつい身振りや声などのリアクションが大きくなってしまう飼い主さんもいるでしょう。
しかし猫は変化に敏感なため、いつもと違う飼い主さんに驚いて委縮してしまうことがります。
ほめてあげるときは、猫が聞き取りやすい少し高めのトーンでささやくように優しく、短めの言葉で伝えるように心がけましょう。
体罰をする

猫がいたずらなどの困った行動をした場合でも、体罰は猫との関係悪化につながるためNGです。
猫は「叱られた」ではなく「攻撃された」と思い、強い恐怖を感じてしまうことが。猫によっては恐怖から飼い主さんを噛んだり引っかいたりすることもあるようです。
また、叩く真似で手を振り上げたり寸止めしたりするのもやめましょう。猫の前に勢いよく出すと、猫は「飼い主さんの手は怖いものだ」と認識し、触られるのを怖がるようになってしまうことがあります。
猫を拘束する

猫は拘束されることを嫌います。そのため、いたずらを止めるためなどの理由があっても、強い力で拘束されてしまうと、飼い主さんへの強い恐怖心を抱いてしまうことがあります。
また、スキンシップが苦手な猫にとっては、長時間の抱っこなどが飼い主さんの好意によるものだとしても、苦痛になることが。
もし何らかの理由で猫の行動を止めたいことがある場合は、猫の近くに靴下や小さめのクッションなどを投げて猫の気をそらしましょう。
飼い主さんの行動で猫が何らかの恐怖を覚えてしまうと、そこから信頼関係を修復していくのは時間がかかります。どんな行動が猫に恐怖心を抱かせ、嫌われる要因になりえるのか把握し、愛猫との良好な絆を保つための参考にしてみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2016年11月号『正しいほめ方叱り方かわいがり方のキホンを覚えましょう 猫飼いさしすせそ』(監修:帝京科学大学助教 動物看護師 小野寺温先生)
文/kagio
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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