猫と暮らす
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意外とみんな知らない? 猫の舌がもつ3つの役割とは
食事のために必要不可欠!
舌の裏側にある、下あごと舌をつなぐ筋肉が発達しているため、人には難しい舌先を下後ろ側に反らす動きも可能。子猫のときは舌を使ってお乳を吸い、成猫になってからも食べ物や水を口内に運ぶのに用います。
また、猫の舌は甘みをほとんど感じないものの、酸味や苦みは敏感に感じ取ることができるようです。そのため、食べ物の腐敗や毒を、飲み込む前に察知することが可能です。
身だしなみを整えるためにも使います
猫の舌には、「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」というトゲがあるのをご存知でしょうか。このトゲの先端はストローを縦に切ったような形状をしており、このカーブによってより効率的に汚れを絡め取ることができるのだとか。
また、猫の唾液には殺菌効果があるといわれています。この作用によって、臭わないキレイな体を保つことができるのです。
気持ちを伝えるときにも「舌」は活躍
なかでも猫の発情などはメスの鳴き声から始まるため、舌がないと繁殖のチャンスが得られません。また、仮に繁殖ができても、子猫が身の危険を感じたときに鳴いてアピールすることができず、生き残れる可能性が減ってしまうかもしれません。
猫の舌は、猫の繁殖と成長のためにも大切なパーツなのです。
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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