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猫の1匹飼い、寂しくないの?メリットとデメリット

猫は、単独で行動するイメージが強いですが、「1匹で過ごすのは寂しいんじゃないか」と思う飼い主さんもいるでしょう。
ここでは、1匹飼いのメリットとデメリット、2匹目の猫を迎え入れるときに気をつけたいポイントについて解説していきます。

猫は1匹でも寂しくない?

座っているロシアンブルーのサリーちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
実は「おひとり猫」は、寂しいとは思っていません。それは、猫にとって1匹で過ごすということが自然なことだから。
野生で暮らす猫は、生後5~6ヶ月には徐々に母猫やきょうだい猫から離れ、1匹で生活するようになります。そのため、ほかの猫がいてもいいけれど、1匹でも不都合はありません。

ほかの猫とのコミュニケーションも基本的には不要。もし、同じスペースにほかの猫がいたらコミュニケーションを取りはしますが、1匹なら自分のペースで生活します。

1匹飼いのメリット・デメリット

おもちゃと寝ている、サバトラのみーこちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
1匹飼いにはメリットがありますが、デメリットも全くないわけではありません。メリットとデメリットについて、それぞれ分けてご説明します。

1匹飼いのメリット

1匹飼いのメリットとしては、以下のような点があげられるでしょう。

・猫自身が自分のペースで気楽に過ごすことができる
・食事、排泄、休息をする際にストレスが少ない
・飼い主さんとの関係がより親密になりやすい(猫の性格による)

1匹飼いのデメリットとその対策法

一方、デメリットは以下のとおりです。

・刺激が少ないと退屈してしまう可能性がある
・遊びが足りないと運動不足になりやすい
・飼い主さんと親密になりやすい分、猫が分離不安になる場合がある

ただ、これらのデメリットについては対策が可能です。
たとえば、意識的に遊びを工夫したり、キャットタワーなどの猫が楽しいと思う場所を増やしたりすることで、退屈さや運動不足は解消できます。
また、分離不安については、あえて距離を置く練習をすることが効果的だとか。少しずつ、別の部屋や外で過ごす時間を作り、飼い主さんがいない環境に慣れさせてあげましょう。

複数飼いをしたいときは、どう迎え入れたらいい?

2匹で並んで同じポーズ、茶トラのライちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
1匹でも寂しくないとはいえ、複数飼いでもお互いの相性がよければ、猫同士で遊んで刺激を得ることができたり、一緒に過ごす仲間ができたりといったメリットがあります。

複数飼いを成功させるには、2匹目を迎え入れるタイミングがポイントです。
ベストなタイミングは、先住猫が子猫のうち。もともと、子猫時代はきょうだい猫と過ごす習性があり、ほかの猫にも寛容です。また、遊び相手を欲していることもあり、仲良くなりやすいのだそう。

迎え入れる際には「お試し期間」を1週間ほど設けて、猫同士の相性を確認するのが理想です。
性別は、オス×メスの組み合わせがオススメ。ちなみに、去勢をしていないオス同士の相性が一番悪いそうです。
このように、猫は1匹飼いでも寂しさを感じることはありません。また、ちょっとした飼い主さんの工夫で、1匹でも楽しく暮らすことができます。
複数飼いを考えている方は、できるだけ先住猫が幼いうちに迎え入れることを検討してみてはいかがでしょうか♪
参考/「ねこのきもち」2015年7月号『「ぼっち」でも意外とハッピー! “おひとり猫”マニュアル』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
文/みづかめ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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