猫と暮らしていると、思い通りにならないこともでてくるかもしれません。たとえば、食べてはいけないものを口にする、夜中に鳴き続ける、猫同士でケンカするといった困りごと。そこで、本記事では猫の困りごとへの対処法をご紹介します。
食べてほしくないものを口にする
ポリ袋やヒモ状のもの、タオルや服など、食べてはいけないものを猫が口にしてしまうことがあります。獲物を捕ったつもりでかみ続けているうちに、飲み込んでしまうケースもあるので注意が必要です。
猫が口にしそうなものは部屋に置いたままにせず、猫が開けられないケースや、手が届かない場所にしまうようにしましょう。万が一誤食してしまったときは、きちんと排泄されたかを確認してください。もし大量に口にしてしまった場合は、すぐに動物病院へ。
夜中・明け方に鳴き続ける
夜中や明け方に猫が鳴き続けると、つい相手をしてしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか?確かに、飼い主さんに相手をしてほしくて鳴いている場合もあります。しかし、正しい対処法は無視を徹底すること。鳴いても何もしてもらえないと分かると、猫も諦めて鳴きやむでしょう。
また、お腹が減って鳴いていることもあります。そんなときは、自動フード供給器を利用するのがおすすめ。猫が鳴く時間にフードが食べられるようにセットしてみてください。ただし、肥満にならないように適正量を与えることが大切です。
そのほかには、認知症などの可能性もあります。一度獣医師に相談をするのもいいかもしれませんね。
同居猫とよくケンカする
同居猫同士でケンカをしていると、ケガをするのではないかと心配になる飼い主さんもいるでしょう。互角にじゃれ合っているのであれば問題ありません。しかし、1匹が一方的に攻撃され「ケガの心配がある」「思うようにフードが食べられない」など、生活が脅かされているのなら対処が必要です。
しばらくは、猫たちを別の部屋で過ごさせましょう。攻撃されていた猫には気を配るようにし、お気に入りのベッドなどを用意して安心できる生活環境をつくってあげてくださいね。
猫と一緒に暮らしていると、何かと困りごとがでてくるもの。ぜひ参考にして、正しく対処してあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年6月号『正しい対応、できてますか? クイズでチェック 猫の困った行動、そのときどうする?』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
文/pinoco
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。