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愛猫の体型管理のために! 猫の食事の管理をする3つのポイント
愛猫の健康を守るためにも、愛猫が肥満にならないように体型管理をすることが大切です。そのためにも有効な手段のひとつが、食事の管理。今回は愛猫の体型管理のための食事について、3つのポイントを中心に解説します。
ポイント1.年齢に合った、低カロリーのフードを選ぶ

猫の体型管理のためには、まず基本となるフード選びが大切です。特に愛猫の体型に影響が出ている場合は、低カロリー設計のフードを選びましょう。
また、選ぶ際には愛猫の年齢に合ったものを意識するのがおすすめです。カロリーと必須栄養素のバランスが考えられているため、安心して愛猫の体型管理を行うことができます。
ポイント2.きちんと計量する

肥満体型の猫はもちろん、標準体型の猫であっても、フードはしっかりと計量して適正量を与えるように心がけましょう。
フードのパッケージに目安量が記載されているため、愛猫の体重と照らし合わせて、1日に与える量を確認してください。適正量にしていても太ってきてしまう場合は、量を5~10%減らしてみても。
フードの量り方は?
1日分の目安量が分かったら、与える回数で割って1回に与える量を割り出しておきます。基準の量が分かったら、1回分ごとにはかりで計量して与えてください。
標準体型の猫なら、1日分ごとに計量して、密閉容器にいれておいてもOK。与えるとき、できるだけ均等になるように入れてあげましょう。
ポイント3.与え方を工夫する

量は少なくても食事の回数を増やすことで、猫が空腹感を感じにくくすることができます。また、脂肪の蓄積も防げる傾向にあるようです。
例えば朝と夕方に食事を与えている場合は、朝・昼・晩・寝る前のように、4回に分けて与えるとよいでしょう。分量も二等分していたものを、四等分にして与えればOKです。
早食い防止策も有効
早食いすると満腹感を得にくくなるため、早食い防止策を講じておくのもおすすめ。
猫は自分で意識してゆっくりと食べることはできないため、飼い主さんが工夫する必要があります。例えばフードを小皿に分けて部屋の各所に置いてみてもよいでしょう。また、専用の早食い予防グッズを利用しても。
人とは違い、猫は意識して自分の体型を管理することはできません。そのため、飼い主さんによるサポートは必須事項。愛猫の好みや性格を把握し、運動などと合わせながら、愛猫の健康を維持するための体づくりを目指してくださいね。
参考/「ねこのきもち」2016年11月号『最新のニューヨーク式“太らせない”秘策も 成功する猫ダイエット』(監修:猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」院長 国際猫学会ISFM所属 山本宗伸先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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