猫と暮らす
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愛猫のための習慣に!病気やケガから守る基本のお手入れ
基本のお手入れ1:ブラッシング
余分な抜け毛を除去するためにも!
【短毛猫のブラッシング法】
短毛猫の場合は2~3日に1回、換毛期は毎日、ラバーブラシを使ってブラッシングしましょう。毛が抜けやすい背中・わき腹・胸・お尻を重点的に、体全身をまんべんなくとかします。猫が舐めやすいお尻から後ろ足は、より入念にブラシをかけましょう。
【長毛猫のブラッシング法】
毛が長く絡まりやすい長毛猫は、毎日ブラッシングが必要です。換毛期はふだんのブラッシングに加え、毛が絡まりやすい胸・わき腹・内股・しっぽをコームでほぐしてあげましょう。乾燥して静電気が起きやすい季節は、霧吹きで毛を湿らせてから行うといいでしょう。
基本のお手入れ2:爪切り
- カーテンなどの布製品に引っ掛けて爪を折る
- 頭をかくときに、後ろ足で自分の顔をひっかく
- じゃれあいながら、同居猫や飼い主さんを傷つける
ケガや事故から愛猫を守るために!
爪切りが苦手な猫に無理やり切ろうとすると苦手意識が強くなるので、おやつやおもちゃで気をそらしながら切るといいでしょう。一度にすべてやり切ろうとせず、何日かに分けて行っても。
基本のお手入れ3:歯磨き
大切な歯と歯茎を守るために!
猫が歯磨きに慣れるまでは、ペースト状のおやつを使って、歯石が付きやすい上の奥歯だけを磨いてみて。歯磨きに慣れてきたら、徐々に磨く歯を増やしていきましょう。
基本のお手入れ4:顔の汚れ拭き
あごニキビ
あごの皮膚や毛の間に黒い斑点がこびり付き、なでるとザラザラした感触。放置すると炎症を起こします。
結膜炎・角膜炎
結膜と角膜が炎症を起こした状態です。前足や、何かで結膜や角膜をこすったことをきっかけに傷つけて発症することが。
外耳炎
耳垢がたまり過ぎたことで細菌が繁殖し、耳の穴から鼓膜にかけて炎症を起こした状態です。耳の中が赤くはれたり、黒っぽい耳垢が出たりします。かゆみからしきりに耳元を掻いてしまうことも。
顔の汚れを残さないために!
あごの汚れはあごから下に向けて、目の汚れは目頭から縁に沿って外側に向かう方向に拭き取ります。汚れが乾燥してこびりついている場合は、ガーゼを2~3秒あててふやかすと、汚れが落としやすくなるでしょう。
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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