愛猫とさらに仲良くなるためには、愛猫が好む距離感を押さえ、「一緒にいて居心地のいい飼い主さん」と思ってもらいたいもの。この記事では猫とちょうどいい距離感を保つ上での注意点や、猫がスキンシップを取りたくなるスペースの作り方をご紹介します!
無理強いや余計なお世話はNG!
猫とさらに仲良くなるには、猫が嫌がることをしないのが肝心。くつろいでいる猫を移動させたり、無理に抱っこしたりするのもNGです。無理強いや余計なお世話は、猫に嫌われる原因になるかもしれません。
また、飼い主さんが「愛猫とふれ合いたい」と思っても、猫の気分がのらないときはスキンシップがうまくいかないもの。そのためスキンシップのタイミングは、愛猫の意思を尊重するといいでしょう! 猫が「甘えたい」「なでてほしい」などの気分でそばに来たときに、スキンシップをするのがおすすめですよ。
猫の好みの距離感を保つコツ!
「愛猫とスキンシップしたい!」と思ったら、愛猫から自ら寄ってきてくれるようなスペースを作るのもひとつの手。猫の性格によって人とどれくらい密着したいかが異なるため、好みの距離感を探ってくださいね。
人と密着するのが好きな猫の場合
人と密着するのが好きな猫の場合、飼い主さんの膝の上に愛猫が気に入っている毛布をかけておくのがおすすめ。猫にとってより魅力的な場所にすることで、甘えモードになってそばに来やすくなるでしょう。
ほかにも両脚の間を開けて、猫がすっぽりハマれるようなくぼみを作ったり、ブカブカの上着の中に隙間を作って誘い込んだりするのも◎。飼い主さんが布団に入っているときなら、布団の一部をトンネル状に開けておくと、穴に入りたがる習性から入りやすくなりますよ。
人と距離を保ちたい猫の場合
あまり飼い主さんとベタベタしたがらず距離を保ちたい猫の場合は、飼い主さんの近くに猫ベッドや箱を置くといいでしょう。「ここまでなら来るかな?」という場所に、お気に入りのくつろぎスペースを用意してください。
また、布団のそばに猫ベッドや箱を置いたり、布団やソファの上に飼い主さんの服を置いたりするのもおすすめです。
愛猫と“ちょうどいい距離”を取ろう
猫は自分でベストだと思った場所を選んでくつろぐもの。「愛猫ともっと密着したい!」と思っても、居場所を無理に移動させるのはやめた方が賢明です。愛猫の意思を尊重しつつ、ちょうどいい距離を取れるよう心がけましょう!
参考/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。