猫と暮らす
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生理的?病気の可能性?見た目でわかる気になる「猫のくしゃみ」
この記事では「生理的なくしゃみ」と「病気の可能性があるくしゃみ」の見分け方について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫がくしゃみをする原因
「鼻の粘膜に刺激があると、くしゃみをします。生理的なものの場合は、ほとんどが数回したらおさまります。たとえば、ほこりや冷たい空気を吸いこんだときや、水を飲んだ後などにくしゃみをします」
「病気の可能性がある場合は、鼻の粘膜が炎症を起こして敏感になっているので、よりくしゃみをしやすく、数回ではおさまらずに1日中続く場合もあります。
病気の可能性があるくしゃみの見分け方としては、『気づくとさっきからずっとくしゃみしてるな』という感覚を目安にするといいでしょう。反対に、生理現象の場合は、『気づくといつの間にかおさまっている』という感覚です」
見た目で気づける「問題のないくしゃみ」と「病気の可能性があるくしゃみ」
「そうですね。問題のないくしゃみの場合は、鼻水を伴わないことがほとんどです。あっても、水のようなしぶきが少し出る程度です。
一方、病気の可能性があるくしゃみは、鼻水がたくさん出ます。透明なものから、風邪が進行するとドロッと黄色いものまで、周りにたくさん飛び散ります」
猫がくしゃみをしているときの飼い主さんの対応
「猫がくしゃみをしている場合は、下記のことを確認しましょう。
- どの程度の時間続いているか
- 鼻水はたくさん飛んでいるか
症状が重篤の場合は、インターフェロン(抗ウイルス作用をもつ薬)などを使う場合もあります」
取材・文/柴田おまめ
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