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「猫の反応が悪い」は、実は要望と違っているせい!? 飼い主さんがやりがちな勘違い4つ

猫の要求に応えたつもりなのに、なんだか猫の反応が悪い、という経験はありませんか? もしかしたら、それは猫の要求を間違えて解釈しているのかもしれません。今回は、勘違いしやすい猫の要求について解説していきます。

勘違いその1.仰向けでお腹を見せるのは、なでなでじゃない

仰向けで寝るしほんちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫が近くに来てゴロンと寝転がり、仰向けになってお腹を見せることはありませんか?
お腹を見せているのだから、そこをなでてほしいのかと思いがちですが、実はこれは「かまって」というアピールの可能性が高い行動なのです。

これは子猫同士で遊ぶときによく見せるしぐさで、その名残から、飼い主さんにかまってほしいときもこのしぐさをするのだとか。この場合、声をかけたりおもちゃで遊んであげると満足してくれるでしょう。

勘違いその2.前足でチョイチョイは、抱っこじゃない

仰向けで寝る茶々ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんがくつろいでいるときや、飼い主さんがキャットタワーなどのそばを通りかかったとき、飼い主さんに向かって甘えた声を出しながら、前足でチョイチョイとするしぐさ。
「抱っこのおねだりかな?」と思うかもしれませんが、こういった場合は、飼い主さんにかまってほしい、こっちを見てほしいという気持ちの表れである可能性があります。
抱っこしようとせずに、まず声をかけたりなでたりして様子を見るとよいでしょう。

勘違いその3.アピールしてくるけど、ゴハンじゃない

おもちゃに熱視線を送る大福ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんをじっと見つめたり、キッチンで料理をしている飼い主さんの肩に飛び乗ったりと、愛猫からのアピールがあると、「ゴハンかな?」と思うことも多いでしょう。
しかし、もしゴハンを用意してもあまり興味を示さないようなら、それは飼い主さんに「遊んでほしい、こっちに関心を向けてほしい」という気持ちからの行動かもしれません。
声をかけたり、少しなでたりしてみましょう。

勘違いその4.おもちゃのある場所で鳴くけど、おもちゃを取りたいわけじゃない

じゃらしに夢中のローゼンバッハ・ココちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
おもちゃがしまってあるスペースの前で愛猫が鳴いたとき、おもちゃで1匹遊びがしたいのかと思いますよね。
しかしいざ取り出してみると、それに興味を示さないことも。そんな場合は、飼い主さんと一緒におもちゃで遊びたかったり、ここで鳴けば飼い主さんが反応してくれると分かっていて、開けてもらって満足していたりする可能性があります。また、ただ単に、普段閉まっている場所が気になっていてチェックしてみたいということも。

いずれにせよ、一度おもちゃでいっしょに遊ぶか誘ってみて、興味を示さなければ、扉があくことで満足したと考えてよさそうです。
猫の要求内容は、飼い主さんが思っているよりも種類があって複雑。いずれの場合も、愛猫を日ごろからよく観察してコミュニケーションをとることが大切です。より信頼関係を深めるためにも、愛猫からのさまざまな要求を読み取ってあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年4月号『要求に応えたつもりが「そうじゃにゃい!」… あれ? カンチガイかも? 猫は何を望んでる』(監修:帝京科学大学講師 動物看護師 小野寺温先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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