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慌てて食べるコは要注意! 猫の「早食い」によって起こる体への負担を解説
ごはんの時間を楽しみに待っている猫は多いと思いますが、急いて食べてしまうと、体に負担がかかってしまうようです。実際にどのような影響が見られるのか、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫の早食いとは?
——猫の「早食い」とは、どのような食べ方のことを指しますか?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「猫の早食いとは、慌ててフードを丸飲みし、空気も一緒に飲み込む食べ方です。猫にはよく見られる行動です。
猫は歯の構造上、フードを噛み砕けないので丸飲みするのは普通のことなのですが、慌てて早食いするのが体によくありません」
「猫の早食いとは、慌ててフードを丸飲みし、空気も一緒に飲み込む食べ方です。猫にはよく見られる行動です。
猫は歯の構造上、フードを噛み砕けないので丸飲みするのは普通のことなのですが、慌てて早食いするのが体によくありません」
猫の早食いによる体への影響は?
——慌てて食べてしまうと、猫の体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
獣医師:
「早食いによってフードと空気で胃が一気に膨らみ、圧迫刺激で、食べたものを吐いてしまうことが多いです。それによって、栄養不足になります。
早食いによって嘔吐をすることで満足感が得られず、食欲が増加し肥満になったり、胃拡張が起き、食後に動くことで胃捻転などが起こる可能性もあります」
「早食いによってフードと空気で胃が一気に膨らみ、圧迫刺激で、食べたものを吐いてしまうことが多いです。それによって、栄養不足になります。
早食いによって嘔吐をすることで満足感が得られず、食欲が増加し肥満になったり、胃拡張が起き、食後に動くことで胃捻転などが起こる可能性もあります」
——体にさまざまな負担がかかってしまうのですね。
早食いしてしまう猫への対策は?
——猫が早食いしてしまうときの対策について教えてください。
獣医師:
「空腹から早食いをしてしまうことが多いので、対策としては、なるべく空腹時間を作らないことです。たとえば、食事の回数を増やしてみるといいでしょう。一日量は変えずにこまめにあげることで、極度の空腹を避けることができます。
また、ドライフードは丸飲みしてあっという間に終わってしまうので、食べるのに時間がかかるウェットフードの利用や、ドライフードをふやかしてあげてみるなども対策になるでしょう」
「空腹から早食いをしてしまうことが多いので、対策としては、なるべく空腹時間を作らないことです。たとえば、食事の回数を増やしてみるといいでしょう。一日量は変えずにこまめにあげることで、極度の空腹を避けることができます。
また、ドライフードは丸飲みしてあっという間に終わってしまうので、食べるのに時間がかかるウェットフードの利用や、ドライフードをふやかしてあげてみるなども対策になるでしょう」
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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