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「まだ対策しなくて大丈夫は危険!」いまやるべき猫の熱中症対策3つ

気温が高くなり始める時期から、熱中症の対策は必要です。
人には心地いい陽気でも、日当たりや時間帯によって、猫が過ごす部屋は暑くなる心配が。

「まだ大丈夫」という思い込みによる事故を防ぐためにも、猫が熱中症を起こすシチュエーションを知って対策しましょう。

エアコンをタイマー予約し、動作を確認しない

カーテンレールからエアコンに移動する猫(メス)
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
朝の気温が高くない春先は、エアコンのタイマーを使って日中の暖かい時間帯だけ室温調整することがありますが、それが原因となって猫が熱中症になる危険性も。外出中は動作を確認できないので、まれに操作のミスなどでエアコンが起動しないままになっていることがあります。

エアコンの操作ミスを防ぐには!

エアコンの操作ミスを防ぐためには、動作を確認してから出掛けることが大切です。外出する30分前にはエアコンを起動し、涼しくなったことを確認してから出かけることを習慣にしましょう。

扇風機では充分な対策とはいえません!

「夏本番じゃないから」と、扇風機しか使わずに外出するのも危険です。5月でも暑い日は気温が30度を超す場合があり、熱がこもりやすい室内の温度は、扇風機では下がりません。暖かい日が増えてくる5月から9月にかけては、エアコンで室温を一定に保つように心がけましょう。

「短時間の外出だから」と対策しない

階段で振り向くラグドール(メス)
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
短時間だけ外出する際に、それほど暑くないからと冷房器具をつけずに出かけると、思わぬ事態になることも。留守番中に気温が上昇した場合、猫が熱中症を発症しないとも限りません。
冷房器具を一切使っていない場合は、避難先の部屋も高温になっている可能性があり、猫の逃げ場がなくなるでしょう。

急激な気温の上昇に備えるためには!

室温が40度を超えると、猫は30分ほどで熱中症を発症する危険性があります。たとえ短時間の外出でも、必ずエアコンをつけて出かけるようにしましょう。
断熱性の低い住宅は外の熱気が壁から伝わりやすいため、特に注意が必要です。

猫が窓辺で長時間にわたり日向ぼっこをしているを放置しない

窓辺のスコティッシュフォールド(オス)
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は本来、暑ければ自分で涼しい場所を探して移動します。ただ、夏バテ気味で動きが鈍くなると、そのまま居座って熱中症になることも。猫の意志で日向ぼっこをしているからといって、安心ではありません。

猫の「うっかり」を防ぐためにも!

「沈む直前の西日」「エアコン不使用」「窓ガラスが熱くなっている」などの条件が揃うと、熱中症になる危険性が高まります。遮光カーテンで窓から差し込む日差しとガラスの熱を防ぐなどして、日向が暑くなり過ぎないように飼い主さんが注意してあげましょう。
問題がなさそうに見える状況でも、熱中症は起こります。飼い主さんの「まだ大丈夫」という思い込みにより発生する事故を防ぐためにも、家庭内で熱中症対策を始めましょう。
参考/「ねこのきもち」2018年8月号『読者の体験から知る 熱中症シチュエーション』(監修:東京猫医療センター院長 服部幸先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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