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湿気以外に気をつけることは? 雨の多い時期の猫の『健康ケアとお世話』

湿気が多い雨の日は、猫も皮膚がベタつきやすくなったり、猫グッズなどにカビや細菌が繁殖しやすくなったりするため、日ごろの健康ケアにはより一層気を配りたいものです。

そこで今回は、湿気の多い時期の猫の健康ケアに関するQ&Aをまとめてみました。

Q1.湿気が多い時期、とくにケアしたほうがいい猫のタイプは?

MIX サバトラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

A.シニア猫はこまめなブラッシングをすると安心

湿気の多い時期に限ったことではありませんが、シニア猫は自分で毛づくろいしにくく、体を清潔に保ちにくい傾向があります。そのため、猫の状態に合わせてこまめにブラッシングをしたり、体を拭いたりしてあげるといいでしょう。

そのほか、肥満などで毛づくろいがうまくできていない猫にも、同様のケアをしてあげるのがおすすめです。

Q2.部屋のカビは猫の健康を害さない?

スコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

A.免疫力が落ちている猫はとくに注意が必要

とくに高齢や病気などで免疫力が落ちている猫の場合は、細菌を鼻から吸い込み、皮膚や呼吸器に影響を及ぼすことがあります。

猫は部屋の隅など、カビが繁殖しやすい場所を好む傾向があるので、そういった場所はぬれた雑巾でホコリをこまめに拭き取るなど、とくに丁寧に掃除をするよう心がけましょう。

Q3.猫が湿気取りをなめてしまったら?

エキゾチックショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

A.絶対になめさせないようにして

湿気取りを猫になめさせるのは、もちろんよくありません。湿気取りを使用するときは、猫を近づけないようにしましょう。

万が一、猫がなめたり触れたりした場合は、舌や皮膚をすぐに水で洗い流してください。なお、大量に口にしてしまったときは、動物病院を受診することが大切です。

Q4.長毛の猫は短毛の猫よりもシャンプーをしたほうがいいの?

スコティッシュフォールド・ロングヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

A.被毛の長さに関係なく換毛期はシャンプーをしてみても

実は、短毛の猫は皮膚を守るために脂分が多く分泌されるため、長毛の猫より皮膚がベタつきやすい傾向にあります。

ただ、梅雨の時期は換毛期でもあるので、被毛の長さに関係なく、可能であればシャンプーをしてみてもいいでしょう。

Q5.梅雨の時期、湿気以外で気をつけることはある?

MIX ミケ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

A.免疫力を落とさないよう、遊びに誘って運動させて

雨天が続くこの時期は、日向ぼっこをする機会が減るため、猫の体内でビタミンが生成されにくくなります。そのままにしておくと免疫力が落ち、病気になってしまうことも。

免疫力をキープするためにも、飼い主さんから遊びに誘うなどして、できるだけ運動させるようにしましょう。
ここでは、湿気の多い時期の猫の健康ケアに関するQ&Aをご紹介しました。愛猫の健康を維持するためにも、正しい知識をもって健康ケアしてあげられるといいですね。ぜひ参考にしてみてください。
参考/「ねこのきもち」2018年6月号『梅雨どきの「湿気」を打ちのめせ!猫もグッズもベタサラ革命』(監修:アニマル・ケアサロンFLORA院長 日本ペットマッサージ協会理事 中桐由貴先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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