猫と暮らす
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トイレはいくつ必要? 猫を複数飼いするときの「お部屋づくり」のコツ
そこで今回は、先住猫のいるご家庭が複数飼いを始めるときに知っておきたい、お部屋づくりの4つのポイントをご紹介します。
(1)先住猫と新しい猫を隔離するスペースをつくる
猫は狭くて暗い空間にいると安心する傾向があるので、押入れやクローゼットの一部を利用したり、新しい猫用の生活スペースを用意したりしましょう。
それぞれがくつろげる場所を用意するのも大切
猫同士が不仲な場合は部屋を分け、それぞれが過ごす部屋に専用の寝床・トイレ・食事の場所を用意してください。その際、お互いのニオイを忘れないよう、定期的にニオイの交換をすることも大切です。
(2)水やフードはそれぞれ用意し、距離を保って置く
また、苦手な猫が近くにいると水を飲むのを我慢してしまう猫もいるので、水飲み用の器は距離を離して置いてあげるようにしましょう。
フードは別の部屋で与えても
部屋を分けるのが難しければ、高低差のある場所で与えるのも手です。相手のフードが目に入らなければ、自分の食事に集中できるでしょう。
(3)トイレの数は「匹数+1個」が理想
また、同居猫が気になって落ち着いて排泄できない猫もいるので、トイレは同じ場所に並べるのではなく、リビング・廊下・洗面所など、複数の場所に分けて置くのがポイントです。
もし、複数のトイレを用意しているのに猫が使わない場合は、違うタイプのトイレ砂やトイレの形を試し、好みのトイレ環境を探ってみてください。
(4)1週間程度前から新しい猫用グッズを出しておく
新しい猫用に用意したケージやトイレなどは、1週間程度前から出しておき、ニオイに慣らしてあげましょう。
先住猫と新しい猫が幸せな生活を送れるような工夫を
先住猫も新しい猫も幸せな生活を送れるよう、飼い主さんができることをしてあげたいですね。
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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