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【獣医師監修】大きくて甘えん坊?茶トラ猫の特徴や性格、飼い方など

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猫の毛の色や柄はさまざまな種類があり、それぞれ個性が感じられて面白いですよね。今回は、ねこのきもちWEB MAGAZINEのアンケートでも、キジトラ柄の次に人気の高かった茶トラ柄の特徴や性格、飼い方のコツなどについて解説します。

茶トラの「トラ柄」ってどんな毛柄?

茶トラ
Seregraff/gettyimages

トラ柄の特徴

日本で多く見られる毛柄のひとつである「トラ柄」には、“マッカレルタビー”という正式名称があります。マッカレル(mackerel)とは、魚のサバのこと。サバに似たタビー(しま模様)が入っていることから、この名前がつけられたといわれています。

「トラ柄」は、首からしっぽの付け根にかけて、“スピンライン”と呼ばれる太いラインがあり、それを中心に、左右対称に細いしま模様が入るのが特徴です。
中にはしま模様が途切れて斑点状になり、ヒョウ柄のように見えることも。とくに下半身側は斑点になりやすいそうです。

トラ柄の基本はキジトラ

トラ柄は、黒と茶色のしま模様の「キジトラ柄」、黒とシルバーのしま模様の「サバトラ柄」、そしてオレンジのしま模様である「茶トラ柄」の3種類に分類されます。

すべての猫の毛柄はキジトラ柄が基本となるといわれ、キジトラ柄にシルバーの毛色をつくる遺伝子が加わったのがサバトラ柄、オレンジの毛色をつくる遺伝子が加わったのが茶トラ柄です。

キジトラ
キジトラ Okssi68/gettyimages
サバトラのカイトくん
サバトラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

茶トラってどんな猫?特徴や大きさについて

新聞の上に乗る猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

茶トラ猫の特徴

  • 特徴①
  • 地色がオレンジで、全身に濃いオレンジ色のしま模様が入ります。アメリカでは、この色合いから“ジンジャー”とも呼ばれることも。

  • 特徴②
  • 鼻の色は基本的にはオレンジがかったピンク色をしていますが、個体によっては茶色っぽい猫もいるようです。

  • 特徴③
  • お腹に部分的にしま模様が入ることはありますが、はっきりあらわれることは珍しく、全体的にオレンジっぽい色をしています。

  • 特徴④
  • 肉球はピンク色をしているのが一般的のようです。

  • 特徴⑤
  • しっぽにもしま模様が入りますが、先端は色が薄くなり、淡い茶色や白になります。

茶トラ猫の毛色のバリエーション

  • 茶トラ白
  • 茶トラ柄のなかには、顔の下半分やお腹などに真っ白な毛色が入る猫もいます。このような毛柄は茶トラ白(茶白)と呼ばれます。茶トラ柄と白い毛柄が半分ずつくらい入り、個体差はありますが、顔の上半分や背中、しっぽなどに茶トラ柄が残ることが多いようです。

茶トラ
Magui-rfajardo/gettyimages

  • クリーム
  • 猫によっては、毛色を薄める遺伝子が入って淡い色合いの茶トラ柄もみられます。このように全身の毛色が薄まり、淡いオレンジ色をしている茶トラ猫を、“クリーム・マッカレルタビー”といいます。

  • シルバー
  • シルバーの毛色をつくる遺伝子が働くと、オレンジの毛色をつくるメラニン色素の働きが弱まり、より淡い色合いになることも。この毛柄は、“レッドシルバー・マッカレルタビー”と呼ばれています。

他の毛柄の猫に比べて大きいといわれるのはなぜ?

茶トラ猫が大きいように感じられるのは、オスが多いことが関係しているようです。一般的に、オスはメスに比べて骨格がしっかりしていて体が大きい個体が多いため、“茶トラ猫は体が大きい”というイメージがついたのでしょう。

茶トラ猫にオスが多い理由や性格の特徴

茶トラ
Anna Pismenskova/gettyimages

茶トラ猫はなぜオスが多いの?

茶トラ猫にオスが多いことは前述しましたが、これは毛色を決める遺伝子が、性別を決定する遺伝子に関わっているためです。三毛猫はほぼメスしか生まれず、オスがほとんど存在しないというのは有名な話ですが、それと同様に、茶トラ猫のオスとメスの出生率も偏っていて、茶トラ猫の約8割はオスだといわれています。

三毛猫のオスほど希少な存在ではありませんが、茶トラ猫のメスもやや珍しいようです。

茶トラ猫の性格の特徴

個体差はありますが、茶トラ猫はおねだりをしたり甘えたりするときに、気持ちをストレートに表す「直球型」の猫が多いのだそうです。このような性格も、茶トラ猫にオスが多いことが関係しているとか。

また、「ねこのきもち」で実施した茶トラ猫の性格に関するアンケートでは、「温厚で怒らない」「天真爛漫」「活発」「甘えん坊」などの回答が多く寄せられました。

茶トラ猫の飼い方のコツを知ってもっと仲良くなろう!

トンネルから顔を出す茶トラ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

最後に、茶トラ猫を飼うコツをご紹介します!

一緒に過ごす時間を充分にとる

茶トラ猫は甘えん坊で、人と過ごすことが大好きな猫が多いようです。そのため、なるべく留守番の時間を短くして、猫との時間を充分とるようにしましょう。

運動量を確保する

茶トラ猫は活発な猫が多いといわれています。そこで、室内でも十分に運動できるよう、キャットタワーを設置したり、飼い主さんと一緒に遊べるおもちゃを用意したりして、室内環境を整えてあげましょう。

食事・体重管理をしっかりと

茶トラ猫はフードが欲しいときなど、執拗におねだりする傾向にあるようです。しかし、おねだりされるままにフードをあげ続けると、肥満の原因になるので、食事・体重管理には注意が必要です。

茶トラ猫は魅力たっぷりの猫種です。飼う際は快適な環境を用意し、大切に育ててあげましょう。

参考/「ねこのきもち」特別編集『体の色・模様から愛猫のことを知ってもっと仲よく!楽しく!毛柄がいっぱい!ねこのきもち』
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/AzusaS
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

写真選定協力:石原さくら
猫写真家として、「ねこのきもち」表紙他多数で活躍するほか、メディアの出演・講演も多数。著書・共著に「てらねこ 毎日が幸せになる お寺と猫の連れ添い方」(KADOKAWA)、「かわいいかわいい ねこのかぶりもの」(パルコ)など。愛玩動物飼養管理士1級。A級キャットグルーマー。デボンレックスとシンガプーラのブリーディングの経験もあり、猫の品種についての造詣も深い

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