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見て良し、なでて良し!100%堪能 癒し効果抜群の猫腹毛

モフモフ感は格別! 猫ちゃんの腹毛

↑©Lulamej

「猫のどこが好き?」と聞かれたら、どうこたえますか? もちろん「全部!」なのですが、寒くなってきた今の時期、しいていえば筆者は「腹毛」です。

スフィンクスなど一部の毛のない種類を除き、全身、毛でおおわれている猫ちゃん。顔毛も背毛も腹毛も、全部同じでしょ? と言われそうですが、なかでも腹毛のモフモフ感は格別です。

いつもは隠している箇所のせいか、腹毛は背中の毛よりもやわらかくフワフワ。少し長めの冬毛に生え変わるこの時期、“わがままボディ”の猫ちゃんだったらポテッとしたおなかの弾力とあいまって、さわり心地最高ですね。

そんな猫ちゃんの腹毛を思いっきり堪能する方法を、猫の腹毛マイスター(自称)である筆者がレクチャーいたしましょう。

猫の腹毛を100%堪能する方法

↑東京都のアディちゃん(11歳)。大型になるシャルトリューという珍しい品種でおなかのモフモフ感は最高


ホットカーペットや床暖房で、猫ちゃんが無防備にへそ天でリラックスするこの時期。猫の腹毛を堪能するには、一番良い時期といえるでしょう。

猫が両手・両足を広げ、あおむけポーズで寝ていたら、まずは目で観察。背中やしっぽとは違う毛色、毛並み、模様の腹毛に、新しい愛猫の魅力を感じるかも。また、おなかや胸、脇のあたりにつむじがある猫もいるので、探してみてはいかが?

次に、腹毛をさわってみましょう。背毛や首毛、しっぽ毛、手足の毛とさわり比べて、腹毛独特のモフモフ感を再確認します。ただし、ここで猫ちゃんが嫌がるようならほどほどに。まだ信頼関係が築けていなかったり、神経ピリピリ系の猫ちゃんの場合、さわられたところを異常になめ続け、ハゲてしまうこともあるそうです。

さわっても猫ちゃんがウエルカムな様子でしたら、最後、おなかに顔をうずめてみましょう。腹毛のモフモフ感にポカポカの体温、香ばしいおひさまの香り、かすかに感じる鼓動の音、ときには胃腸のグルグル~という音まで感じます。愛猫の腹毛には、一瞬で飼い主を癒しに導く不思議な力が。私も仕事が煮詰まった時、愛猫のおなかに癒されています。

ただし、ずっと顔をうずめたり、大きく息を吸うのはNG。おなかは急所でもあるので、どんなに寛容な猫ちゃんでも少なからずストレスになり、中と外を行き来する猫ちゃんには病気や寄生虫の心配もあるからです。

大の仲良しだから許される? 猫男子おすすめの腹毛まくら

↑猫まくらを堪能する長男に、「ん?」という顔をするうちの猫


まるで兄弟のように仲が良いうちの猫(キジトラ5歳オス/体重7kg)と長男(9歳)。猫は子どもが苦手とよくいわれますが、この2人は例外的に最初から大の仲良しでした。

そのため、何をしても猫が嫌がらないのをいいことに、長男が編み出したのが「腹毛まくら」。へそ天でグーグー寝ている猫のタプタプおなかをまくらに見立て、自分も頭をのせて一緒に寝るのです。

しかし、本当に頭をのせてしまうと猫が苦しいのはわかっている長男。つくかつかないかのところで頭を浮かせ、プルプルしながら腹毛の感触を楽しんでいる姿に、「猫男子」の本気を垣間見ました(笑)。
猫も一瞬、「ん⁉」という顔をするのですが、長男だとわかると髪の毛をペロペロ。うっとりした顔で毛づくろいし、また寝てしまう仲の良さなのです。

猫ちゃんが腹毛を見せてくれるということは、飼い主さんを信頼しきって、相思相愛である証拠です。見るも良し、なでなでするも良し、顔をうずめるも良し。猫の腹毛を目一杯楽しみましょう。

文/ヤマモト トモミ
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