おもちゃの「鮭の切り身」に抱きつくクロエちゃん。本来の遊び方がわからないらしく、「たまにつついたりはしていましたが、基本的には寄り添って寝ていました」と、飼い主さん。
@magaodemukuchi
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@magaodemukuchiさんの愛猫・クロエちゃん(取材時5才)。
撮影当時のクロエちゃんは、まだ生後1カ月ごろ。体がとても小さかったため、ケガをさせないようにと、夜はキャリーバッグで休ませていたそうです。
こちらの写真には、朝起きたばかりのクロエちゃんがおもちゃの
「鮭の切り身」にぎゅっと抱きつく、あどけない姿が写っていました。
子猫時代は“鮭”とずっと一緒
「鮭の切り身」と一緒に遊ぶクロエちゃん。
@magaodemukuchi
「かつてはバディだった」というクロエちゃんと鮭の切り身コンビ。飼い主さんによると、生後6カ月くらいまではずっと一緒に寝ていたそうです。
5才になった現在、鮭の切り身は3段ケージの中にあるとのこと。お客さんが来た際にクロエちゃんをケージに入れると、上段から鮭の切り身を叩き落として飼い主さんの気を引こうとするのだそうです。
不安になるほど小さかった過去
手のひらサイズほどの小ささだった生後2週齢のクロエちゃん。
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クロエちゃんは、知人のお子さんが通学路で保護した数匹の子猫のうちの1匹でした。当時、生後2週齢だったクロエちゃんは、飼い主さんがこれまで見てきた猫でもっとも小さかったそう。「ちゃんと大きな猫に育てられるのか不安になるほどでした」と、当時を振り返ります。
お迎えしたばかりのころは「小さな体でプルプル、よちよちと歩いていた」というクロエちゃんですが、現在は体重が15倍になるほど立派な猫に成長しました。
成長して“馬”のような走りっぷりに?
小さな段ボールに入ろうとするクロエちゃん。
@magaodemukuchi
「真顔で無口、人に媚びることなくマイペースな性格」だというクロエちゃん。ちょっぴり不器用なところもあり、甘えたいときには控えめに“ちょんちょん”と前足で触ってくるのだそうです。
「ケツドラム待機ポーズ」のクロエちゃん。
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子猫時代はよちよち歩きだったクロエちゃんも、今ではまるで馬のようにたくましく音を立てて家中を走り回るほどに! 廊下でプロペラ型のおもちゃを飛ばすと、猛ダッシュで追いかけていくそう。
ただ、そんなときもクロエちゃんらしいユニークなところがあるそうで……。
飼い主さん:
「プロペラを追い抜いても、気に留めずそのまま走っていくんです。遊ぶというより、競争したいだけなのかもしれません(笑)」
クロエちゃんらしい“おもしろポーズ”も
独特な香箱座りのクロエちゃん。
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クロエちゃんのユニークな一面は、ほかにも。クロエちゃんは前足の関節が柔らかいため、床にお腹をペタッとつけ、前足を左右に広げてリラックスするポーズを見せることもあるそうです。
飼い主さんいわく、「香箱座りの亜種」なんだとか。Xには、そんなクロエちゃんのおもしろ姿が数多く投稿されています。
天井にいる虫を見て、「ムニャー……」と小さな声で語りかけていた様子のクロエちゃん。
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元保護猫のクロエちゃんは、鮭の切り身と一緒に過ごした小さな子猫時代を経て、今では家族にたくさんの笑顔をくれる存在に。飼い主さんはクロエちゃんについて、「私にとってクロエは一番の宝です」と話していました。
これからも変わらず、幸せな日々が続いていきそうです。
写真提供・取材協力/
@magaodemukuchiさん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。