小さな背中を丸めて「やんのかポーズ」をする保護子猫　3年後の「立派な雪山」のような背中に成長を感じる

「愛らしいポーズの変化」で成長を実感！

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@an_nin_cocoさんの愛猫・あんにんくん（撮影時、生後1カ月半）の成長エピソード。こちらは、お迎え翌日頃に撮ったというあんにんくんの姿です。

撮影エピソードを飼い主さんに聞くと、やんちゃ盛りのあんにんくんが猫じゃらしに夢中になっているところを動画で撮影し、それを切り抜いたものだそうです。

小さな背中を丸めて毛を逆立てている、あんにんくん。愛猫家の間で「やんのかポーズ」などと呼ばれるポーズをしていたあんにんくんですが、当時の飼い主さんはやんのかポーズを知らなかったとのこと。「こんな姿を見ても『変わったポーズ』くらいにしか思いませんでした」と、当時を振り返っています。

そんなあんにんくんは、3年後に驚きの成長を見せていました。

3年後には

「3年後の現在の姿　背中の富士山が高いです」と投稿された動画には、3才になったあんにんくんが見事なやんのかポーズをする様子が映っています。背中がぐいっと盛り上がっていて、やんのかポーズの迫力が増していますね！

飼い主さんは、あんにんくんの成長をどう思っているのでしょうか。

飼い主さん：
「体が大きくなり、“やんのか”のときに背中を高くするのが上手になり、成長を感じています。でも、以前はなにかにつけてやんのかしていたのが減り、飼い主は少し寂しい気持ちもあります」

あんにんくんのビフォーアフターには、X（旧Twitter）ユーザーから「確かに立派な雪山ですね」「逞しくなられて」「迫力が違いますね」「目指せ！チョモランマ」などの感想が寄せられています。

３年後の現在の姿

背中の富士山が高いです pic.twitter.com/7j8C4YHLjt
— あんにんママ (@an_nin_coco) November 6, 2023

コロナ禍で迎えたあんにんくん。「家族であり、我が子のような存在」に

微笑ましい成長を見せているあんにんくんは、保護猫でした。飼い主さんは、コロナ禍にあんにんくんと出会ったといいます。

飼い主さん：
「当時、私はネットなどで見かけたネコちゃんたちのあまりの可愛さに癒されていました。在宅時間が増えたことをきっかけに、『我が家でも…』と思い立ったのがきっかけです。

あんにんは、地域のミルクボランティアをされている方から譲渡していただきました。4きょうだいの中であんにんだけがおうちが決まっておらず、『それならばこのコをお迎えしよう』と決意したんです」

飼い主さんの家で健やかに成長していった、あんにんくん。X（旧Twitter）では、やんのかポーズをするあんにんくんの姿がたびたび話題になりますが、あんにんくんの素顔はどうなのでしょうか。

飼い主さん：
「お腹が空いたり私が外出から帰ったときは、ごはんやおやつが欲しくて甘えてきますが、食べた直後に走り出して“やんのか”したりします。そのギャップに翻弄されながら、それが魅力へと変わっていきました。

いつしか、やんのかポーズがあんにんの元気のバロメーターになっていましたが、成長と共に減って甘えることが多くなり、飼い主は嬉しさと寂しさが入り混じった心境で過ごしています」