紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@kuro_asari5beeさんが投稿していた、こちらの写真。そこには、床の上に何やら黒い物体が……。
飼い主さんに話を聞くと、こちらは愛猫・あさりちゃん(取材時3才)の子猫時代の写真だそう。保護したばかりの頃で、あさりちゃんが夜中にひとりでカーペットの上を転がって遊んでいる様子をおさめたものだといいます。
飼い主さんいわく、あさりちゃんは
「自分の足か何かを捕まえようとしてた」とのこと。目を光らせて暗闇の中で無邪気に転げ回る様子に、思わずクスッとしてしまいます。
あさりちゃんの姿を見て、どう思った?
家族になったばかりの頃に、無邪気な姿を見せてくれたあさりちゃん。飼い主さんはあさりちゃんのこの姿を見たときの心境を、次のように話します。
飼い主さん:
「遊び方が全力アクロバティックなコなので、このまま自由気ままに育ってほしいなと。でも、たまに壁に激突していたので、ちょっと落ち着いてほしいなとも思いました(笑)」
それから月日は流れ、あさりちゃんはおとなの猫になりました。現在のあさりちゃんはどのような様子なのでしょうか。
3年経っても変わらない!?
こちらは、3才になったあさりちゃんです。遊んでいるシーンを撮影した一枚には、ピョーンと飛び跳ねるあさりちゃんの姿が。どうやら、おとなになってもはしゃぎっぷりは変わっていないようですね(笑)
そんなあさりちゃんについて、飼い主さんはこのように話しています。
飼い主さん:
「テンションが上がると、写真におさめられない姿になりながら全力で遊んでいるのは、子猫時代からずっと一緒です」
投稿を見たXユーザーからは、「この楽しそうな生物は、なんという生き物ですか?」「どの足かはおろか 頭もお尻もわからない…」「遊び方 激しいーーーーー!!元気な証拠ですね」「躍動の体現」「何事にも全力で取り組むタイプ」などの反響の声が寄せられていました。
保護猫だったあさりちゃん。一緒に暮らすなかで「家族として受け入れてくれたのかも」と実感する瞬間も
猫らしい「ツンデレな性格」で、昔も今も変わらず子猫のような無邪気さがあるという、あさりちゃん。「元野良猫だからか、ひとりで寝るほうが気楽なのか基本的に一緒に寝てくれない」とのことですが、最近は寒かったりすると飼い主さんの布団に入ってくるようになったのだとか。
飼い主さんはそのような瞬間に「家族として受け入れてくれたのかも」と感じ、「私との関係がより深まったなぁ」と実感するそうです。
あさりちゃんを家族に迎え、癒しあふれる日々を過ごしている飼い主さん。最後に、「あさりちゃんへの思い」を聞きました。
飼い主さん:
「あさりは1才の頃に悪性腫瘍が見つかりました。あさりのために頑張ろうと思ってともに暮らしていますが、実際は私のほうが癒され励まされる日々です。
今は病気の症状もないので、これからも全力で遊んで、疲れたらその辺で転がって寝て、お腹が空いたらおねだりしに来て、健やかに過ごしてほしいです」
写真提供・取材協力/
@kuro_asari5beeさん/X(旧Twitter)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ