猫が好き
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「映画」の現場でも愛される「猫」たち
銀幕の中で大活躍する猫たちは一体どんなキャラクターなのでしょうか?
数々の猫映画を担当し、スター猫たちの様子を間近に見てきた(株)ポイント・セットの仙波あゆみさんにこっそり教えていただきました。
■ムービーキャット① 宣伝中にZZZ… な「ボブ」の場合
原作者、兼、飼い主であるジェームズ・ボーエンさんとイギリスからはるばる来日したボブくん。
日本滞在中は連日取材を受けたりイベントに登壇したりしていました。
「世界で一番有名な茶トラ」のキャッチフレーズで愛されているボブくんについて、「“世界的トップスター”として各国を回っていただけあって、人なれしていたのが印象的でした」と仙波さん。
そんな“大物”のボブくんは、取材中に熟睡していたことも多々!
媒体によってはほとんど寝ている写真ばかり、といったこともあったのだとか(笑)。
人の場合は許されないかもしれませんが、猫だからこその愛らしい行動として許されていたそうです。
「媒体によってはほとんど寝ている写真ばかり」……?
じつは筆者もボブくんを取材させてもらったことがあるのですが……!
(1枚目の写真から眠そうでしたが……!笑)
猫っていいですねぇ。
■ムービーキャット② 主演俳優に抱かれると安心❤ 「金時」の場合
ですが、主演の大野さんに抱かれるとさらに安心しきった表情になり、身を預けていたのが印象に残っているとのこと。
大野さんになついていた印象しかないくらい(!)なついていたそうです(笑)。
じつは金時くんにも取材させてもらったことがある筆者。
大野さんのインタビュー中、金時くんがとてもリラックスしていたことはたしか。
そのことは筆者の記憶にも深く刻まれています。
筆者が現場に居合わせて思うに、大野さんのやさしいなで方や話し方が金時くんを安心させたのだと思います。
取材中、何度も「金時くんと出会い、猫を飼いたいと思うようになった」とおっしゃっていた大野さん。
おそらくその愛が金時くんにも伝わっていたのだとお見受けしました。
誰の心も虜にしてしまう猫ってやっぱりスゴイ…
これはもうはかりしれないとしかいえませんね。
仙波さん曰く、取材中、「ムービーキャット」がいると空気が一気に和むのだとか。
どの猫も取材やイベントの現場でリラックスしているので、「かわいい~」「会いたかった~」という声が聞かれることが多く、通常の映画のときとはやはり反応が違うそうです。
取材中の様子からも伝わってくるなんとも自由な猫たち。
その雰囲気がそれぞれの映画でも感じられます。
猫を愛する人たちが猫を愛し、猫に敬意を払いながら撮った映画。
そんなことを思い出しながら観てみるのも一興かもしれませんね。
文/Margot
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