担当編集が語る! 大人気WEB漫画『ムギのころ』を10倍楽しく読む、ここだけのウラ話vol.7
WEB・漫画アプリ「コミックDAYS」にて連載中の猫育て漫画『ムギのころ』。そのウラ話を担当編集が毎週こっそりお届けするシリーズの第7回。今回は、9月12日発売予定の『ムギのころ』第1巻、カバーイラスト製作ウラ話を公開しちゃいます。
ムギを前面に
『ムギのころ』は“ムギがかわいい”猫漫画なので、単行本のカバーは一目でそれとわかるものにしたい、というのがデザイナーさん、片倉さんと最初に共有したコンセプト。その上で作品の世界観が伝わるイメージラフを、片倉さんに描いてもらいました。
まずは、こちら!
「とにかくムギ押し! ビッグムギ!!」バージョン
真ん中のムギがかわいいですね。
そして、お次のバージョンは、
「メインキャラ全員集合」バージョン。
主人公のムギは輪の中心にいます。
そして、最後は
「相撲感重視」バージョン。でも、これは片倉さん的には納得いかず…。
ムギを前面に出したラフ案。3案目は片倉さん的にイマイチだったようで「だめだ」のメモ書きが…。
W主人公を前面に
最初のラフ案をデザイナーさんに確認していただいたところ、「もう一人の主人公・めぐを目立たせたバージョンがあってもいいかもしれませんね」との提案が。確かに『ムギのころ』は猫漫画とはいえ、ムギとめぐが主人公。片倉さんに事情をお伝えし更にもう一案、ラフを描いていただきました。
これで4つラフが揃い、このどれかで進める予定でした。ところが、ここから思わぬ事態に。イブニング編集部では単行本の1巻目のデザインを決める時、その狙いやコンセプトを編集長に伝えて、最終的な判断を仰ぎます。今回も自信を持って編集長にプレゼンをしたのですが…。まさかの次回に続きます!
果たしてどのカバー案が採用されたのか!こうご期待!!
登場人物紹介